俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第121話 (先読みネタバレ注意)決着・・・。後藤会長の恐ろしさ再び・・・!?あの有名な〇〇が・・・!?

ベルがボスの体の一部をむしり取りボスに攻撃する。

 

そのまま心臓を引きちぎり、握りつぶす・・・。

 

ボスは空中に浮いていたがそのまま落ちる。

ボスが消滅すると、アンデッド達も消えていく・・・。

 

操作していたボスが死んだことにより、周りのアンデッドも溶けて行ったのだった・・・。 

 

騎士団のギルドメンバーは勝利の歓声と共に驚きを隠せなかった・・・。

 

ベルが雄叫びをあげるとそれを見ていた板東が呟いていると、隣にいた譲が

「これほど強いなら、水篠ハンターはダンジョンにいる必要すらありません。召喚兵を送るだけで攻略できてしまうとは・・・。」

 

その言葉を聞いて板東はひらめいていた・・・。

兵を多く召喚するのは巨大な魔力が必要になるから全てを同時に使用することは出来ないかもしれないが、

 

たとえ水篠ハンターがここにいる半分召喚をしたとしても・・・

 

水篠ハンターの力はこの国の大きなギルドよりもはるかに強力だ・・・。

と・・・。

 

考えている間に再び譲が板東に向かって同盟しようと話をする。

 

 

板東は

「おい、よく考えろよ。水篠ハンターが如何に凄くてもギルドの法則を曲げられると思うか?」

 

この一言に譲が疑問に思い、

「どういう意味ですか?」

と言うと、板東が

 

水篠ハンターの召喚兵でダンジョンをクリアすることが可能だとしても、攻略チームの最小の人数を埋める必要がある。

 

その数は守らないといけない。

 

攻略の基本的な要件を忘れたか?」

この意味を理解したのか譲が

 

「あ、確かに!私たちが人数を支援することで水篠ハンターも攻略できるのでは!

 

それはお互いウィンウィンですね。」

と言うと板東が

 

「ハハハ、その通りだ!」

と言う。

 

 

 

学校にてー

雨が降っていた。

 

警察や救急車が駆けつけ、生徒の親も現場にやってきた。

 

生徒の死体を見て泣く親。

 

 

誘導していた男は何やら悲しそうな表情をしていた・・・。

 

 

 

 

車の中にてー

 

後藤会長が旬と話していた。

後藤会長が

「最初に逃げた生徒213人は全員無事です。

 

その後救われた生徒の数は10名。

 

逃げられなかった残りの生徒は・・・。」

そう言うと後藤会長は旬にスマホの画面を見せ、

この事故は予測して阻止できた可能性があります。

 

過去6ヶ月の日本のゲートが活動が増えていることを示しています。

 

こちらのゲートの数は増加に関する世界的な統計を示しています。

 

出現するゲートの数は世界中で著しく増加しています。

 

しかし奇妙なことはそれだけではありません。

 

人が覚醒し、ランクを確認したいという人が増えています。

 

ゲートからモンスターが出現するにつれて、ゲートを防ぐことができるハンターの数も増えているんです。

 

バランスを保つかのように・・・。」

この言葉を聞いた旬は

何かが変わり始めてきている・・・。

と思っていた。

 

そして旬は後藤会長に

「それで・・・後藤会長が俺に話したかったことは・・・。」

と言うと、再び後藤会長が

 

「DFN・アメリカ・中国・ロシア・フランス・イギリス・ドイツ・・・そして日本からも・・・。

 

これらは水篠ハンターと連絡を取りたい国家の公式文章です。

 

この中にはすでに水篠ハンターと非公式に連絡をとっている人もいるかと思われます。」

と言うと旬は以前出会ったマイケル・コナーの顔を思い浮かべていた・・・。

 

shiyukichi.hatenablog.com

 

 

再び後藤会長が

「正直に思うところは、ハンター協会にこの人々を止める権利はありません。

 

私たちは水篠ハンターの要求があった時のみ個人情報を保護できます。

 

私たちは全て水篠ハンターの決定権に依存することを知っています。

 

しかし・・・もし水篠ハンターが日本から去ることを決心した場合、私達の国が変化に適応することができないのではないかと心配しています。」

 

話しながら目的地についたようだ・・・。

 

後藤会長が

「・・・・到着しました。水篠ハンターの妹はこちらの病院にいます。」

 

そう言って旬は車から出ようとすると再び

「水篠ハンター。

 

私たちはあなたにできる範囲でなんでも提供します。

 

その代わり・・・日本に滞在していただけませんか?

と念押しをされる。

 

後藤会長が頭を抱えながらも

「公式では水篠ハンターを含む10人のS級ハンターがいました。

 

そのうち3人を失いました。

 

2人はモンスターの手で亡くなり、1人は日本を捨てアメリカに行きました。

 

ハンター協会はこの問題に手を差し伸べる余裕がありません。

 

ハンター協会がその役割を果たすためなら可能な限りのことをしなければなりません。

 

水篠ハンター、必要なものは何ですか?」

 

少し旬は考えるも、

「それでは・・・将来は一人で上級ゲートに入らせてくれませんか?」

 

 この言葉に驚いた後藤会長は

 

「最少人数ルールからあなたを除外してほしいと言うのですか?」

と言うと旬がすぐに

「はい。」

 

と答える。しかしながらも身の安全をと思った後藤会長は

「人員規制とはハンターにとっての最小限の安全策です。

 

ハンターが準備をせずにダンジョンに入って命を落とさないようにするのが目的です。

 

水篠ハンターはそれを除外してほしいと?

 

おそらく・・・水篠ハンターがギルドを作った理由は・・・。」

と旬の言ってることが理解したのか後藤会長はわかってしまったのだった。

 

旬が

「はい。

 

その要求は難しいですか?」

と後藤会長に言うと

1人の軍隊・・・。

と考えていたが、旬を日本に滞在してもらうためには仕方がないのか

 「承諾することは可能です。

 

私に任せてください。

と後藤会長は旬が一人でダンジョンを行くことに対して許可をした。

 

 

 

 

 とあるテレビ局にてー

 

 カメラマンの男がとある女性に言う。

「明菜ちゃん。今日はお疲れ様でした。」

 

というと女性も

「はい、ディレクターお疲れ様でした。」

 

どうやらこの女性は諸菱 明菜で、以前諸菱くんと焼肉で旬の話をしていた諸菱くんのいとこだった。

shiyukichi.hatenablog.com

 

 

持っていたスマホから電話が鳴る。

 

着信相手は諸菱くんだった。

諸菱くんが

「賢太だけど、明菜姉ちゃん?

 

明菜姉ちゃん~僕たちのギルドに参加しない?

 

父に閉じ込められることよりギルドの広報担当として、

 

うちのギルドの名前だけ入れて、

 

自分のやりたいことをした方がいいんじゃない?」

と諸菱くんが言うと明菜さんは

「ギルド?いきなり何?

 

ねぇ、ジン(仮名)が日本に戻ってくるのを知ってる?」

と言うと電話越しに諸菱くんが

「明菜姉ちゃんの仕事を知らないわけないでしょ?もちろん知ってるよ!

 

それよりも創設メンバーが一人足りないんだ。」

と言うと明菜さんは

「まだ作ってもないギルドに入れって?賢太、あなた変な人に騙されてるんじゃなくて?」

 

と心配する明菜さん。

 

しかし、諸菱くんは

「ハッハッハ。その変な人が誰か聞けばびっくりするよ。」

と言うと明菜さんは

「え?誰?」

と言う。

 

 

旬の事務所にてー

 

旬が

「この人が前話していた3人目の人ですか?」

 

と諸菱くんに言う。

 

諸菱くんは自信満々に

従姉(いとこ)の諸菱 明菜(もろびし あきな)です。

 

そして彼女はA級ハンターです。」

と旬に紹介をしていた。

 

旬をみた明菜さんは驚きながらもぽかんとした表情で言う。

 

しかし疑問に思ったのか諸菱くんは

「何驚いてんの、明菜姉ちゃんのほうが芸能人じゃないか・・・。」

 

と言ってる間に旬は

この人がA級ハンター?

と疑問に思っていた。

 

しかし、明菜さんは予想外のことを言う。

「友也 稔の記者会見をめちゃくちゃにしてすぐに姿を消えたというハンターに会えるなんて!」

shiyukichi.hatenablog.com

と斜め45度の方向で驚いていた。

 

しかし諸菱くんは唖然としていた。

 

旬も冷や汗をかいていたが、ソファーに座りながらも

諸菱くんがD級ハンターで、従姉がA級ハンターか・・・。

 

覚醒条件に家族からの遺伝もあるのか?

 

まぁ、兄弟が覚醒した場合もあるし、俺も父さんがハンターだしな・・・。

と思っていた。

 

ソファーに座る明菜さんと旬。

 

旬が質問をすると明菜さんは

「はい、ギルドの創設メンバーが一人必要だと・・・。」

と言うと旬が

 

「ギルドに入ると、いろいろと話題に上がるかもしれませんが、大丈夫ですか?」

と念押しをすると

 

 

明菜さんは諸菱くんの兄の話をする。

 

 

明菜さんがお願い事を言おうとする。

「写真を撮ってSNSのプロフィールにアップしても良いですか?」

と言ったのだった・・・。

 

 

 

 

ハンター協会にてー

 

旬の言葉について議論をしていた・・・。

 

後藤会長が

「あなたご自身も安全を望んでいるのではないしょうか?

 

国民も同じです。

 

お金があれば、誰もがより安全な都市に引っ越したいと思っています。

 

多くの国が自分たちの安全のために水篠ハンターを連れて行こうとしている・・・。

 

このような状況で彼の要件一つが満たせない場合、水篠ハンターが日本に残ると思いますか?」

勝ったなと思う後藤会長は殺気を出すかのように目を光らせて続けて言う・・・。

 

「右京 将人が日本を捨てアメリカに行った事件が水篠ハンターで再び起こるのを見たいかと聞いているんです。

 

この規則がダメだと思うなら、

 

日本に別のS級ゲートが出た時・・・

 

誰が命を守ってくれるのか考えてみてください。」

 

 

明菜のSNSのプロフィールにてー

 

3人で映る姿がアップされていた。

 

その写真を見た雫が・・・

プルプルと震えていた・・・。

 

そして・・・外でも雨と雷が降っていた・・・。

 

 

 

感想

最期の終わり切ないwww

 

さて、今回は後藤会長のターンですね・・・。

 

会長特権を使い、周りの議員を納得させるとは・・・さすがとしかいえないw

 

明菜さん・・・旬を見て思わず笑ってしまったわw

斜め方向の考えはさすがとしか言えない!!

もう血筋だよねw

 

今回は面白すぎでした!

続きが早く気になりますね!!