俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第77話 友谷と旬 報道陣はどちらにつくのかっ!?

旬は自分がマスコミにもう嗅ぎ付けられたのかと思っていた・・・。

 

しかし、旬がいるのに無反応だったので違うとすぐに分かった。

 

「これじゃ協会に入れないじゃないか。」

と旬は思っていた。

 

「すみません通ります。」

そういってマスコミの間を通り抜けると一人の男に出くわす。

 

友谷のマネージャーに入り口で止められてしまった旬。

 

「協会に用があるんですけど・・・。」

と旬が言うと

「今はダメだ!また今度にしろ!」

 

とマネージャーは言う。

 

ここは通れないと止められると後ろから

「勝手に通行止めにされては困りますよ。」

と言うのは・・・

 

後藤会長だった・・・。

 

「そのお方はうちの客人です。」

と後藤会長が旬を通すように言う。

 

友谷に言う。

「ここでの記者会見を許可したいのが誰なのかはご存じですよね友谷さん?」

 

「も・・・もちろんです。」

そういって友谷が我に返ったのだった・・・。

 

後藤会長が

「どうぞこちらへ水篠ハンター。」

 

報道陣は友谷より後藤会長が通した男(旬)の方に気が向きだす。

 

友谷は

「よくも俺の晴れ舞台をめちゃくちゃにしてくれたな・・・。

 

会長と知合いのあの男、何者なのか調べといてくれ。」

とマネージャーに旬のことを調べようとする。

 

 

後藤会長が連れてきた男が何者なのか、友谷のハンターの件で集まった報道陣はどウやら戸惑っていた。

この空気どうすりゃいいんだ・・・

と友谷はため息をついて考えていた。

 

考えた末、予定を変更して先に審査から終わらせるとするか

 

友谷は営業スマイルをし、

「皆様すみません。ちょっと協会の人に今日の日程を確認してきます。」

 

そういって協会に入ろうとすると・・・

 

「今度は何だよ?」

そういって入り口を封鎖しているのは監視課の犬飼課長達だった・・・。

 

犬飼課長が友谷に対して

「現在他の方が等級の再測定を受けていらっしゃいます。審査が終了する11時までは中にお入りいただけません。」

 

「なんだって?」

友谷が驚いていた。

 

友谷は必死に

「報道員も集まってますし等級審査だって11時に予約してあるんで入れて下さい。

 

会長にも話してあるのに立ち入り禁止って!」

 

そういって友谷が犬飼課長にこそっと言う。

 

しかし、犬飼課長は頑なに

「11時になりましたらお通しいたします。」

と拒否していた。

 

 

「おい、ハンター協会で一番太いスポンサーが諸菱建設だってこと知ってるか?

 

諸菱建設の副社長 友谷 実正(さねまさ)は俺のお父さんだ。協会にいくら出してると思ってだよ?早く中に通せ!

 

報道陣が待ってんだろ?カメラの前でこんな扱いされるとかマジないわ。あんたどうなってもしんないからな?」

 

犬飼課長は

「かまいません。」

等も頑なに断り続ける。

 

 

友谷が怒り出した。

 

「それ以上無理をおっしゃいますと・・・

 

友谷さんの方こそどうなられても知りませんよ?」

犬飼課長は友谷を脅すように言う。

 

 

協会にてー

 

旬と後藤会長が歩くと、最上代表と白川社長が1時間前から旬を待っていたのだった・・・。

 

後藤会長が旬に向かって

「二年ぶりに現れたS級ハンターですし、ハンタースなんて水篠ハンターの力を見てしまいましたからね。」

 

旬が再測定検査を受ける。

 

「ハンターの系統を確認させていただきます。どのような力をお使いですか?」

 

 

旬が影の兵士を一体出すと、測定の人が

「召喚・・・ですか?召喚魔法をお使いになると言うことですね?」

 

しかし後藤会長が

「水篠ハンター。まさかそれだけだとはおっしゃいませんよね?」

 

後藤会長は知っていた。

旬も

目撃者もいるし、嘘はつけないよな。今回ハイオーク達も抽出したし・・・。

 

と考えていたので正直にすべての影の兵士を出そうとすると・・・。

 

 

その数に後藤会長や、最上代表、白川社長たちは驚いた。

 

 

「あと百匹くらい出せますが?」

 

測定の人が

「ひゃ・・・百匹?信じられない・・・。」

 

しかし、白川社長は前回から旬の実力をしっていたが疑問を思う。

 

なんて魔力!どういうことなんだ?

あのときと全然違うじゃないか。

 

俺ですら圧倒される!

 

気になる白川社長は旬を引き留めようとするも

「今少しお時間よろしいですか?」

 

そういうも

「すみません。この後予定が入ってまして・・・。」

 

そういって、旬はこの場から逃げ出そうとするが、

「あっ!そっちは!」

上代表が引き留めようとする。

 

「私でしたらそちらからは出ませんよ。」

白川社長も言う。

 

旬も考える。

 

 

旬は知らずにドアを開ける。

 

シャッタ音があたり一面に広がる。

 

「はっ!?」

 

旬は何かわからず驚くとその顔がTVで報道されたのだった・・・。

 

 

感想

旬も話を聞けばよかったのに・・・w

と最後思いがちですよねw

 

友谷もすごいよね。犬飼課長に向かって脅すとか・・・その犬飼課長は屈せずずっと断ってすごいですよね。

 

さて、次回からは旬が用事があるといったことが気になりますよね!?このことがどのことかわかります!!

それが何かは次回をお楽しみにっ!!