俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第122話 (先読みネタバレ注意)犬飼課長が旬と!?

旬と諸菱くんはとある巨大なゲートに来ていた・・・。

 

報道陣もきていたが、ハンター協会の手によって行く手を塞がれていた。

 

諸菱くんは巨大なゲートを見て、

「兄貴、僕こんなの初めて見ました。

 

こんなに大きなゲートだなんて・・・!」

と言う。

 

諸菱くんに向かって

「そろそろ行こうか。」

と言うと、何やら報道陣がかけつけ、慌ただしく旬に質問するも、犬飼課長は旬に向かって

「水篠ハンター。」

と言って旬に近づく。

 

旬が犬飼課長に向かって

「犬飼課長、俺の情報は確か保護されてるんじゃないのですか?」

と質問をすると

「私たちは水篠ハンターの個人情報を保護することはできますが、ゲートの場所については何もできません。

 

これからはSNSも注意が必要でしょう。

と言うと旬は唖然とした表情で

あのアップされた写真か・・・。

と原因が分かった旬は

 

「あぁ・・・もっと気を付けます。」

と犬飼課長に言う。

 

諸菱くんが疑問に思ったのか旬に近づき、心配そうに言うと

 

「ああ、大丈夫。仕事は影の兵士にさせるから。」

と旬が諸菱くんに言って影の兵士を召喚する。

 

犬飼課長は旬の影の兵士の魔力量を測定値で調べていた・・・。

なんてことだ・・・。

 

水篠ハンターの影の兵士はすべてB級以上だ。

 

A級ゲートの攻略基準を簡単に超えている・・・。

 

優遇措置について議論しているのは愚かなことだな・・・。

そう思っていると調べ終わったのか、部下に測定器を渡しながら、

「確認が終わりました。」

 

そういって上着を脱ぐ犬飼課長。

 

旬と諸菱君はその姿に思わず声がでた。

 

二人して言うと犬飼課長が鎧を装備していた・・・。

 

着用しながら犬飼課長は、

「水篠のハンターの攻略が本当に安全かどうか、後藤会長から調べるように命令されました。

 

私がレイドに同行することに問題はありますか?」

と言うと旬は

「犬飼課長、本気ですか?」

 

と質問をすると

「え?」

と思わず声を出す犬飼課長だった・・・。

 

数分後・・・

 

青ざめる犬飼課長がそこにいた・・・。

 

A級のナーガ・・・

 

ベテランの魔法、近接ハンターでさえも、苦戦する相手を・・・。

 

と思いながら見ているのはタンクやアイアン、アリやハイオーク、ベルがナーガと戦っている光景だった・・・。

 

しかもいとも簡単に・・・。

 

再び青ざめた表情で

「影の兵士が絶えず再生しているから相手になってないか・・・。」

 

特にあの召喚兵・・・。

 

そういって見つめる先には・・・イグリットがいた。

 

イグリットは以前雫と戦った時と同様に、悪魔王の長剣をもっていた・・・。

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再び悪魔王の長剣の効果が発動する・・・。

”白い炎の嵐”によって無数の雷が辺り一面にでていた・・・。

 

その光景を見た犬飼課長が

電撃魔法はハイレベルな魔法系のハンターだけが扱えないはず・・・

 

彼が剣を振るたびに電撃を出すだなんて・・・。

と驚いていた。

 

悪魔王の長剣を持ったイグリットが一閃を繰り出し、圧倒的な強さを見せ示す。

 

その光景はすさまじく、犬飼課長は再びイグリットを見て驚いていた。

 

 

戦闘がひと段落をしたのか、アリ達がモンスターの死骸を食べようとすると

 

おい、食べるな。

 

モンスターの死骸がどれだけ価値があるのか知ってるのか?」

と言いながらアリを蹴り飛ばす旬だった・・・。

 

そして影の兵士たちに向かって

「お前ら!魔法石の発掘をさぼるな!」

と影の兵士たちはテキパキと仕事をさせていた。

 

犬飼課長は驚いてばかりだった・・・。

A級ダンジョンの攻略、モンスターの回収、魔法石の発掘をすべて一人で行うことができる・・・。

 

水篠ハンターは一人の攻略隊なんかではない・・・。

結論がでた犬飼課長は旬に向かって

「後藤会長がなぜ私に同行するようにと頼んだのかわかります・・・!」

と言うとダンジョンの先から・・・

 

ボスのナーガがでてきたのだった・・・。

 

旬と犬飼課長の前に現れたボス。

旬が

「作業をしているもの以外、全員解除。」

そう言って影の兵士を影に戻す旬。

 

驚いた犬飼課長が

「なぜ召喚を解除したのですか?

 

あなたの召喚した兵だけでもボスを倒せるほど十分に強いのに・・・。」

と言うと旬は悪魔王の短剣をインベントリから出しながら、

「召喚に頼りすぎると・・・

 

鈍くなるから。」

そういって旬自信で戦う気が満々だった・・・。

 

同時に一瞬でボスの懐までに駆け寄る旬。

 

次の瞬間

 

一撃でボスのナーガの首を切り落としたのだった・・・。

 

犬飼課長が旬を見てさらに驚く。

 

ボスが倒れると同時に通知より、

 

【ダンジョンのボスを倒しました】

 

【レベルアップしました】

 

【レベル101に達しました】

 

【ジョブ特有スキルがレベルアップしました】

 

旬が喜んでいるとさらに

 

【スキル:影の抽出がレベルアップしました】

 

【スキル:影の保存がレベルアップしました】

 

【スキル:君主の領域がレベルアップしました】

 

【スキル:影の交換がレベルアップしました】

 

この通知より旬は

ジョブ固有のスキルがすべてレベルアップした。

 

おかげで影の交換スキルのクールダウンが1時間短縮されたな。

そう考えながらスキルを確認する。

 

スキル:影の交換

ジョブ固有のスキル

マナの必要はありません

自分と選択した影の兵士の場所を交換します。

2時間のクールダウンが終了した後に再使用できます。

スキルレベルによってクールダウンが変わります。

 

確認し終えた旬は

レベルアップで1時間短縮されたって事は・・・

もう少しレベルアップしたら・・・

 

どこにいても母さんや葵が危険になる心配がなくなる。

そう考えていた。

 

犬飼課長もボスの死体を見ながら、

”ナーガ”の鱗は鎧と盾に使われるほど十分な強度があるのに、

 

それを2本の短剣で・・・。

 

さらに驚きが続く犬飼課長。

 

ボスの死体の前に旬が近づき、

「起きろ。」

 

影の抽出をしていると成功したのか通知より

 

【君主の声が亡者の闘志を引き出します】

 

【影をアップグレードしました】

 

【影のレベルが13になります】

 

通知より

【名前:??? Lv.13】

【ランク:精鋭騎士】

 

通知より

 

【影に名前を付けてください】

旬が

「う~ん・・・”ジマ””ジマ”にしよう。」

 

”ジマ”にしますか?】

「はい。」

と答える旬。

 

その光景を見ていた諸菱くんは

あんな強いモンスターを召喚獣にするなんて・・・さすが兄貴!

と関心をしていると

 

ダンジョンが崩壊しようとしていた・・・。

 

諸菱くんが旬に向かって、

「あ!

 

兄貴、もう外に出ないといけません。」

と言う。

 

そういって皆ダンジョンから出ることとなった・・・。

 

報道陣は唖然とした表情をしていた・・・。

 

モンスターの死骸を抱えたまま出てきたのはなんと・・・

 

巨大化したキバだった・・・。

 

皆ダンジョンブレイクしたのではないかと慌て始めたが、すぐに旬の影の兵士だと認識していた・・・。

 

そう報道陣が言うと一斉に写真を取り出していた。

 

 

キバもうれしいのか微笑んでいた・・・。

 

旬たちもでてきたのか諸菱くんが

「兄貴、

 

前より記者が多いですね。」

と言うと旬が

「そうだな。

 

俺たちのギルドの初攻略に興味があるみたいだな。

 

こんなに注目しなくてもいいのに。」

と言うと隣にいた犬飼課長は・・・

 

驚き疲れたのか青ざめて、げっそりとした表情でゲートからでてきたのだった・・・。

 

 

 

ハンター協会にてー

報告をする犬飼課長だが、その表情はまだげっそりとしていた。

 

「・・・以上です。」

そういって後藤会長の向かい側にてソファーに座る。

 

後藤会長は犬飼課長がしばし会話をする。

 

 

犬飼課長は

「あれは・・・攻略ではありません。

 

私が見たのは一方的な虐殺でした・・・。」

と青ざめた表情で言う。

 

後藤会長が

「わかりました。少し休みなさい。」

と犬飼課長に言うと、

「はい、休暇をいただきます。」

そう言って後藤会長の前から姿を消す犬飼課長だった・・・。

 

後藤会長は夕焼け空を見ながらクスっと笑う後藤会長だった・・・。

 

「やはり、私の目に狂いはなかった。

 

日本の・・・いや、世界のハンターリストは間もなく逆転する。」

 

 

DFNにてー

ここはDFNの都市。

 

人々は空を見上げながら

「あれはなんだ!?」

 

「なんてことだ・・・。」

と口をぽかんとして見る一般人がいた・・・。

 

その時、道路上のすべての物や人が停止した・・・。

 

沈黙の中、人々の前に現れたのは・・・

 

この大きさのゲートを怪物と呼ぶのに十分な大きさだった・・・。

 

感想

マジ神回w

犬飼課長の驚きの連発でしたね!!

キバがかわいいwww

 

犬飼課長も旬の我進ギルドのすごさが分かり、その姿は本当に一方的。

 

やばすぎで本当に続きが気になります。

 

ただ・・・作家の方々の体調が心配です。

 

こんな素晴らしい漫画をフルカラーで描いてると疲れすぎなのでは!?

読者にはありがたいことですが・・・。

 

これからも俺だけレベルアップな件の応援は負けずにがんばります!

そしてはやらせますw

 

画像もいくつか選択しているので必ずピッコマを読んでください。

和訳を自分なりに解釈してるので間違った表現をしてる可能性があるので・・・。

 

あくまで参考にしてください。