俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第81話 悪魔の城80階の恐怖!?賢い相手に旬はどうするのかっ!?

DFNの諸国にてー

 

いくつかあるDFNの島の中でここはとても平和だった・・・。

 

ハンターが見回りし、村の人たちとあいさつをする。

 

新人ハンターをつれているベテランのハンター。

 

簡易魔力測定器というものを所持しており、できるだけ早くゲートを確認して島の外のハンターに応援を要請するのだ・・・。

 

しかし応援が島に来るのは三日かかるのだ・・・。

 

新人ハンターに説明しながら話してると・・・

 

アリが歩いていた・・・。

 

 

 

 

悪魔の城にてー

 

旬は悪魔の城で悪魔達を倒していた。

 

知能を上げたら抽出可能な影の数と保管可能な影の数にかなり開きが出た。

 

「悪魔達も抽出可能だったなら大規模な軍を強いることができたのに残念だ。」

と悪魔達が抽出できないことに対し少し残念そうにいう旬。

 

旬は考えた。

全員で動くのは効率が悪い。もっといい方法を考えないと・・・。

考えた挙句、分かれて動くことに徹した。

 

 

影の兵士六つの班分かれて行動するのだ・・・。

・キバ班

・イグリット班

・アイアン班

・タンク班

・ハイオークA班

・ハイオークB班

この六つに分かれて影たちは行動していた。

 

旬は影達に言う。

 

一つ目 班ごとに手分けして見える敵すべてを倒すこと。

 

二つ目 層間侵入許可書が出てきたら俺に知らせること。

 

影たちは六つに分かれ行動するのだった・・・。

 

”侵入許可書”以外は捨てることになるが、今はとにかく早く最上階に行かないといけない。

 

旬はアイテムより早く階層に上がることを決めていた。

その結果影たちに悪魔を狩らせ上の階へと移動できる”侵入許可書”を手に入れるのだった・・・。

 

影達の活動により、旬にはものすごい勢いで経験値が入っていく・・・。

 

これでかなり手間が省けそうだ。

 

「影の兵士が破壊されない限り、マナも減らない。」

そういいつつも

ここの悪魔達の強さだとモンスター兵や一般兵は危なそうだ・・・。

 

ポーションでこまめにマナを補充する旬だった・・・。

 

 

 

数日後・・・

 

知らないうちにタンクのレベルが10も上がっていた。

 

【影のモンスター兵 Lv.24】

 精鋭級

 

タンクはレベル24になっていた。

 

もちろん旬もかあんりレベルアップしたけど、この六つに分かれて行動する作戦で見事影の兵士達もレベルがかなり上がったのだ・・・。

 

やっぱ手分けして狩りをした方が効率がいいんだな。

 

あと20階・・・。

 

思ってたより早く80階まで来れた・・・。

 

「80階に来てもう二日・・・。

 

まだ層間侵入許可書が出てこないってことは・・・どこかに強い奴らが潜んでいるってことなのか?」

 

旬は80階で苦戦をしていた。

 

その直後・・・

 

ものすごい勢いでMPが減っていく・・・。

 

恐ろしい速度でマナが減り始めた・・・。何者かに影達が破壊されてる!

 

あっちか・・・?

 

兵士たちの回復速度が追い付かないってことは兵士達より圧倒的に強いってこと。

 

アイアンの班だよな?高位悪魔にアイアンより強い奴らがいたとは・・・。」

 

ものすごい勢いでMPが減り続ける・・・。

仕方ないので旬は

 

ひとまず影たちを呼び戻そう。

 

旬に影が戻ってきた。

 

 

翌日ー

 

前日と同様の攻撃が続き、破壊され続けた兵士を呼び戻した。

 

旬は作戦を考えた・・・。

「ハイオークB班にイグリット班までやられた・・・。なかなかの強敵だ。」

 

だけどおかしい!

 

イグリット班のすぐ傍にはキバ班がいたはずだ・・・。どうしてそこじゃなくハイオークAがやられたんだ?

 

キバに勝てるほどの悪魔じゃないってことか?

 

勝てそうな相手を選んで攻撃してるのなら・・・。

 

相手の強さを見抜くほどの知能があるってこと。

 

となると・・・次の標的は・・・

 

こいつらに違いない!

 

・・・来る!!

 

旬は隠密を使い姿を隠し近場で様子をうかがっていた。

 

目の前には悪魔の貴族と悪魔のナイトが三体いた・・・。

 

 

グオォォォォッ!と大きな声で雄たけびを出すタンク。

 

しかし、悪魔達はものすごい速度でタンクを攻撃する・・・。

 

それを見た旬は

なるほどな・・・兵士たちの再生速度がついてこれなかったわけだ・・・。

 

旬は悪魔達の前に姿を現す。

 

旬の姿を確認した悪魔の一人が旬を攻撃する。

 

旬は攻撃をかわし、蹴りにて悪魔のナイトを倒す・・・。

 

 

通知より

悪魔のナイトを倒しました

経験値が3,000アップしました

 

他の悪魔のナイト達も旬を攻撃しようとする・・・。

 

旬はいとも簡単に悪魔達に近づき、短剣にて切り刻んで悪魔のナイト達を倒した。

 

残りは悪魔の貴族ただ一人・・・。

 

「モンスターも恐怖を感じるんだろうかって気になってたんだけど・・・。

 

やっとその答えがわかったよ。」

 

旬の攻撃を見て怯えていたのだ・・・。

 

 

感想

DFNのとある諸国に移動してきたアリ・・・。ついに上陸しましたね・・・。

これから先どうなることなのか・・・。

 

そして旬は76階から80階まで来ていた。

80階で賢い相手に旬はこれからどうなるのだろうか。

このまま倒して無事に層間侵入許可書が手に入るだろうか・・・。

 

次回思わぬ展開に旬は・・・!?