俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

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第54話 上原ハンターが影の兵士に!?その名も〇〇〇

イグリットとバルカが戦闘中の中、旬は上原ハンターに向かって

 

「起きろ。」

 

と唱える。

 

「ウワアアアアアア!」

 

という大きな声と共に影の抽出に成功する。

 

通知より

兵士に名前を付けて下さい。

 

と出るので旬は

「そうだな・・・むちゃくちゃ武装してたし・・・お前は今日からアイアンだ!」

 

上原ハンターは影の兵士となり、名前がアイアンになりました。

【アイアンLV.1】

ナイト級

 

イグリットとバルカの決着がつき、ついにイグリットが負けてしまった。

「まさかこいつで勝てるとでも思っているのか?」

 

「そんなわけ・・・」

 

と旬が言い返そうとすると、アイアンが

 

挑発のスキルを使用した。

 

まさか・・・とは旬は思っていたが、バルカの方を見ると・・・

 

「面白いじゃないか!お前から切り裂いてやろう!」

 

と挑発状態になっていた。

 

アイアンの防御力は壮大だった。

バルカの攻撃は完全にふさぎきるが、

 

「動きが鈍すぎるのではないか?」

 

とバルカがアイアンに挑発する。

 

しかし、アイアンは叫ぶ程度しかしゃべれないため、旬が代わりに言う。

「そうか?今に見てるといい・・・。」

 

旬とバルカの戦いを見てりんが今宮ハンターに質問をする。

「さつきさん・・・ハンターたちの戦いっていつもあんな感じなんですか?」

 

「・・・もしそうなら私がハンターになれてるわけじゃない。

 

こんなのはじめて見る。

二人の会話を聞いていたのは他のハンターも

「これ・・夢じゃないですよね?」

と言う。

 

イグリットが復活し再びバルカに攻撃する。

間一髪で攻撃をかわすバルカ。

しかし、隠密によって隠れていた旬による【カサカの毒牙】の攻撃がさく裂する。

 

今の状態で急所を突かれないように回避しやがるとは・・・!

 

旬は殺すつもりで首を斬ったが、攻撃は肩にあたったのだった・・・。

 

「粘り強い野郎だ。」

 

とバルカも粘る。

その粘りにより、カサカの毒牙の効果も打ち消される。

【相手の抵抗力が高く効果が取り消されました】

 

「それおまえの言うセリフか?周りを少しは見てみろよ。」

 

と旬が言い、バルカが周りを見渡すと・・・

 

白鬼たちは全滅していた・・・。

 

「お前の兵士達ってこの程度だったのか?」

と旬が煽ると、

 

「なんだと・・・?お前の兵士もお前を消せば消えるはずだ!」

 

と旬にめがけて攻撃をする。

 

旬は短剣をバルカに向かって投げ捨てると

 

「武器を捨てるとはなんと愚かな・・・。」

とバカにしたような態度をしたバルカだったが・・・

 

旬はここでスキル:支配者の手を使用した。

 

投げつけた短剣が加速し、バルカめがけて直撃する。

 

叫ぶバルカ。

 

しかしその背後からアイアンがつかみ、影の魔法兵から一気に魔法攻撃を喰らう。

 

ボロボロになったバルカは

「よくもやってくれたな・・・。全員殺してやる!!

と叫ぶも、再び旬の隠密のナイフ攻撃でわき腹を刺されるのであった。

 

「決着はついた。」

 

旬がバルカに向かって言う。

 

「ふざけるな!まだまだぁ・・!」

 

とバルカが叫ぶも

 

アイアンの攻撃により、バルカはやられてしまう。

 

それをみた旬は

「言ったはずだ。決着はついたと・・・。」

 

バルカは動かなくなった・・・。

システムの通知により、

【ダンジョンの主】を倒しました

 

レベルがアップしました

 

レベルがアップしました

 

ふぅ・・・とため息をつき、

どうにか倒せた

 

と旬はしみじみに感じていた。

 

そんな気持ちも知らずにアイアンは死んだバルカをガスガスと殴りつぶしていた。

 

影になってもバカはバカなんだな・・・。

としみじみ感じていた。

 

「程々にしろ!先行きが心配だ・・・。」

 

と落ち込む旬をよそにアイアンはイグリットの方を向くが、イグリットはため息をつき、旬のところへ行く。

 

理解できずにアイアンは他の影の兵士の方を向き、

「ウォー!」

 

と雄たけびを上げ、ガッツポーズをする。

 

ダンジョンのボスも倒したので旬が皆に言う。

「それじゃあそろそろ出ましょうか。」

 

まだ現状が理解できずにいたハンターが

「出るって?」

 

っときょとんとしていると・・・

 

ゲートが開きだしたのだった・・・。

 

 

それと同時に旬が、

「ゲートの外に。」

 

と言い、皆大喜びをしていた。

 

だが、その前に旬はやることがあったのだった・・・。

 

そう・・・バルカを影の兵士にするために、再びバルカの前に行ったのだった・・・。

 

 

感想

アイアン最高!w

上原ハンター時代は嫌な奴っていうイメージが強いのですが、アイアンになることにより、ちょっととぼけた感じが面白いですよねw

 

愛想をつくイグリットやノリノリな影の兵士の存在がかわいい(ぇ

 

今後のアイアンの活動に期待ですね!w

 

さて。いよいよレッドゲート編も終わりです。

戻った旬にゲートの外で待っていたのは・・・!?