第18話 退院そしてからの変化が・・・!?
IDも無事に終わり、病院に帰宅した旬。
毎日のように日課をこなす。
本日退院できると看護師が訪室すると・・・
体格が変わっていた・・・。
退院の連絡をし、かっこいい肉体になった旬に惚れた看護師は連絡先も聞くことになる。
恋愛に鈍感な旬は普通に検査結果でも送ってくれるのかな?と勘違いをし、連絡先を書いてしまう。
自宅に帰宅し、妹からも肉体の変化について聞かれる。
背も高くなってない?それも筋トレの効果なの?と妹も聞くも妹もかなり鈍感さを感じる。
妹との些細な会話にて平和日和を感じる。
妹が学校に行き、日課のウィンドウを見る旬。
ランニング以外は終わらせてしまい、ランニングは後回しにしようとする。
筋肉がついた。
ステータスが体に影響を受けだしたのだった。
筋力を上げた旬はそれに見合った体型になってしまった。
改めてステータス画面を見る旬。
筋力を上げすぎても命中しなきゃ意味がないと感じ、ステータスをバランスよく振る。
アパートの大家さんから電話があり、今月の家賃が振り込まれてないと言われ、入院していたがすぐに振り込むという旬。ハンターをしてるということがわかっているため、厳しいようなら待とうか?と優しい大家さんであった。
肉体も変化し、覚醒後の覚醒
今旬の身に起きている現象が再覚醒なら上級ハンターにもなれる日もそう遠くないと思う旬。
家賃ぐらい一瞬で稼げるだろうと思う。
ハンターとは、モンスターを倒し収入を得る職業である。
経験を積めば積むほど、ランクが高ければ高いほどモンスターから出てくる魔法石の価値は上がる・・・。
ランクの高いモンスターを倒すにはそれだけ難易度の高いゲートに行かなければならないのだが、出現頻度の高いDやE級ゲートですら低級ハンターの数が多く競争率が高い。
それゆえE級ハンターはギルドに入れてもらえないだけでなくレイドに参加するのも一苦労なのだ・・・。
※ギルド:長期的に活動を共にする団体
現在の旬のランクはE級。
C級以上のゲート経験のない状態なのでなかなか稼ぐのが困難な旬であった。
つまり収入は、ランクに左右され最弱兵器は一生最弱兵器のままである。
現在のプレイヤーの情報を審査を受け直してランクを上げてもらおうとも思ったが、話題になり話のネタになる。
注目された分だけ収入は増えるが、その分プレイヤーは現状旬だけなので他のハンターからのねたみがひどくなる。
そう・・・出る杭は打たれるのであった。
再覚醒だと確認するまでは誰にも言わないほうが安全と感じ、攻撃隊に入れるような募集を探す。
運よく募集していたリーダーの右京 隼人(うきょう はやと)。
そのメンバーの一人から旬が最弱兵器だと言われ、からかうものの、右京 隼人はただの人数合わせなので大丈夫ですよと旬に伝える。
C級ゲートなので戦力外の方に戦利品の分配はできませんが、数合わせ代として現金20万をもらう旬。
そして契約書にサインをする。
ここで旬の感覚能力を発揮する。
C級が5人、D級以下が4人のメンバー。
C級ゲートには最低10人が必要でその半数以上がC級でなければならないという規則がある。
それ故今回のような数合わせの募集がある。
そして今回もう一人の数合わせで募集に来た諸菱 賢太(もろびし けんた)21歳のD級ハンターが旬に挨拶をする。
ただこの人・・・ものすごく装備が派手!!
ボンボンだなっと感じる旬。
右京 隼人に何をすればいいか聞く旬。
荷物持ちを担当される。
その荷物の中には中で食べる弁当と呼びの服や装備救急箱などが入っていた。
それを見て旬は、ヒーラーなしですか?と右京 隼人に確認する。
個人の攻撃隊はヒーラーを呼ぶのが難しいってことご存じでしょう?
うちはいつもヒーラーなしでやってますよ
そう言う右京 隼人。
メンバー構成がタンクとダメージディーラーだけの攻撃隊だった。
めちゃくちゃだ・・・と旬は心のそこで思ってしまう。
ダンジョン内で起こる事故に関しては一切責任を負いかねると書いてる契約書にヒーラーがいないことに対して何かひっかかる旬。
そう思いながらもメンバーに急かされ、ダンジョンに行くのであった。
何があっても僕が守りますよ!と諸菱 賢太もノリノリで旬の背中を押したのだった・・・。
感想
ここから旬がイケメンになります!
マジでかっこいい体格!憧れますw
さてさて、お金を稼ぐためにC級ダンジョンに参加した旬ですが、このあとイヤーな予感が的中してしまいます。
それは・・・見てからのお楽しみということで・・・(´・ω・`)
諸菱 賢太や右京 隼人 重要人物がこれからどんどん出てきますので忘れないように!!
それでは次回の話にて会いましょう!