俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第47話 不吉なゲート-りんとデート?w-

「どーゆーこと?まさか先生が紹介してくれるって言ってハンターって・・・。」

 

りんは意図が読めなかったが、旬は納得のできるものをりんに見せる。

 

旬は妹とのツーショット写真を見せりんを納得させた。

 

りんは

先生に何を吹き込まれたのか知らないけど、学校にはもう行かないとのこと。

ハンターもやめるつもりもないと言う。

 

旬がE級について説明する。

普通の攻撃じゃモンスターには通用しないので魔力の武器が必要。

しかし、武器も消耗品もすぐダメになる。

要するにお金にならない。

 

素手でやるにしてもかなりきついこと。

諸菱くんの攻撃隊では稼げたけどもあれは特別なケース。

いろいろ言うもりんは

「説教するなら帰ってください。それにお兄さんだってE級じゃないですか。」

 

言うことも聞かず、頑固なりんをみて旬は

「心配するな。辞めろって言いに来たんじゃない。」

 

と予想外の答えにりんは驚く。

旬は現実がいかに残酷で非常かということをその目で見るまではわからないだろうと考え、

「それなら何しに来たんですか?」

とりんが聞くと・・・

 

「君を立派なハンターに育ててやる。」

そう言い、りんと二人でレイドに行くこととなった・・・。

 

 

 

同時刻・・・

 

空港にて右京 将人が日本にやってきたのだった・・・

 

監視課の犬飼課長が右京 将人の出迎えをする。

 

「S級ハンターが来日されましたので監視課が同行するのは当然のことではありませんか。」

そう伝えるも右京 将人が犬飼課長に突っかかってくる。

「日本の在日期間はどのくらいで?」

と犬飼課長が聞くと

「長居するほど日本に情はない。用が済んだらすぐ帰るから心配するな。」

 

犬飼課長はなぜ右京 将人が来たのか理解していた。

「E級ハンター 水篠 旬とD級ハンター 諸菱 賢太に会うためでしょうか?」

と聞くと

「THE監視課だな・・・。知ってることをわざわざ聞いてくるなんてよぉ・・・。まさか止めようとでも思ってるのか?

 

おまえごときが?この俺を?

 

煽ってくる右京 将人。犬飼課長は冷静に対応する。

「与えられた任務を忠実にこなしてるだけです。」

 

犬飼課長は思っていた。

S級ハンター 右京 将人・・・

その兄である右京 隼人はこれまでトカゲが尾を切り落とすかの如く無数のハンターをダンジョン合いで殺害し置き去りにした疑いがもたれていた・・・結局本格的な捜査に踏み込むことができなかったのは彼が右京 将人の身内だったから・・・

 

それにしても兄弟・・・

 

人を殺すことに一切罪悪感を感じないようだ・・・。クズどもが。

 

とあるゲートにて・・・

 

「お久しぶりです、宍戸さん。」

旬の一言にやってきたレイドは白虎ギルドの監視区域だった。

 

「白虎ギルド 第二管理課 課長 宍戸 耕史郎です。」

「同じく管理課の課長代理 吉田 恭平(よしだ きょうへい)です。」

白虎ギルドの管理課の二人が旬に挨拶をする。

 

りんを見て挨拶をする宍戸課長。

 

そして今回のレイドについて説明をする。

 

心の底から旬が白虎ギルドに来てほしいと思い、丁寧に説明する宍戸課長。

 

 

説明を続ける宍戸課長に対して割り込みをいれるハンターがいた。

「もう9時ですよ!しゃべってないで早くはじめましょう。

 

遠足に来たんじゃないんです。」

 

旬が

「どなたですか?」

 

と聞くと宍戸課長が

A級の新人なんですが・・・見学の許可を求めたところ機嫌を損ねたようです。

ダンジョンは遊びじゃない・・・・と。」

 

旬が再確認し

A級?」

 

質問に答えるように宍戸課長が

「上原 悠真(うえはら ゆうま)ハンター、ご覧の通りタンクです。

 

今回の攻撃隊はA級が1名、B級が7名、C級が4名・・・トータル12名です。

 

C級ゲートにA級とB級を投入するのはやり過ぎのように思われるかもしれませんが、ランクが高くても新人は新人ですので最初はこんな感じでダンジョンに慣れていってもらいます。」

と今回のレイドが安全で行われることを説明する。

 

それに納得するかのように

「だからA級1人にB級が7人も・・・」

と旬が言うが

簡単にクリアされたら意味がないんだが・・・

と内心では思っていた。

いやむしろその方が気づけるかもしれない・・・

E級ハンターがダンジョンではいかに無力かということに・・・

とりんを見ていると・・・

「まだ潜らないんですか?」

とりんは旬に質問をしていた。

 

吉田が旬に向かって

「水篠ハンターが参加されますと新人の出る幕がなくなりますので今日はご見学だけでお願いいたします。」

と旬のことを把握していた。

 

ゲートに入るりんと旬と攻撃隊のメンバー達。

 

攻撃隊、りん、旬の順で入り、旬がゲートに入ると違和感を感じる。

 

なんだ・・・この感じは・・・

 

ゲートが赤く光りだし、吉田と宍戸課長が驚く・・・。

 

旬は

空間が波打っている。

何かがおかしい

ゲートを通る感覚がいつもと違う!

この不吉な違和感はなんなんだ!?

と考え、最終的には

これはダメだ!早くここから出なくては・・・!

と思った矢先に・・・

 

ゲートが赤く輝きだした。

すぐに旬が

「宍戸さん!メイン攻撃隊に電話してください今すぐ!!」

 

そう言い残し、ゲートの中に引き込まれたのであった・・・

 

 

と慌ただしく宍戸課長は社長に連絡をする。

 

 

”レッドゲート”が!?C級にどうしてレッドゲートが出てくるんですか!!

 

なんてことだ・・・とりあえず今からそちらに向かいます。」

と電話越しに白虎ギルドの社長 S級 白川 大虎(しらかわ たいが)が宍戸課長との電話をやり取りしていた・・・。

 

 

 

感想

りんちゃんに現実味を教えようと白虎ギルドの攻撃隊に参加する旬。

しかし、そのゲートはなんと・・・

レッドゲートと言われる特殊なゲートだった・・・。

旬とりんちゃんの運命はいかに!?

 

今回はりんちゃんの教育係な旬でしたが、まさかの展開ですね・・・。

どうなるのか、生き残れるのだろうか、早く見たい方は是非ピッコマにてw

 

広告してるわけではありませんが、本当に原作は面白いので見ることをお勧めします!