俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第110話 (先読みネタバレ注意)ハンターの狩りは終わらない。

後藤会長は悩んでいた・・・。

 

はぁ・・・。

 

美濃部ハンターを失った・・・。

 

いや、引退したからハンターとは呼べないか・・・。

 

高貴な犠牲だったので心が痛む・・・。

 

今後さらに大きな試練があれば・・・

 

そしてそれが起こった時、この程度の犠牲では終わらないかもしれない・・・。

 

考え込んでいると電話が鳴る・・・。

 

「何?道の真ん中にBランクのゲートがあるだって?」

というと後藤会長はしばらくまた考え出す・・・。

 

Bランクのゲートなら普通の攻撃隊では無理だな・・・。

そう考えながら

「すぐに大きなギルドに連絡します。

 

待って、場所は・・・

 

その場所であれば水篠ハンターの事務所の近くではないか?」

そういって後藤会長が考えていたら旬が近くにいることを思い出す。

 

そして旬もセルナ夫人が何を見ておびえたのか考える。

セルナ夫人は間違いなく何かを見た・・・。

 

しかし、何を見たんだ?

 

システムの痕跡?

 

何を恐れていた?

 

あの目は恐怖に満ちていたので、もう会えないだろうな・・・。

 

なんでこんなに渋滞なんだ?地下鉄のほうが早いな・・・。

 

旬は車で帰宅中だったが、ものすごい渋滞だった・・・。

 

旬のスマホも電話が鳴る・・・。

 

電話越しに

「水篠ハンター、後藤です。」

 

と言うと旬は

「はい、どうしましたか?」

後藤会長が渋滞の原因を言う。

「え?道の真ん中にゲートがあるって?」

 

そういうと旬は

だから渋滞しているのか・・・。

と思っていた。

 

再び電話越しに後藤会長が

「Bランクゲートなんですが、対応できますか?」

というと旬は

「許可なしに?」

 

「ははは、水篠ハンター。どこで許可を得ますか?

と言われた旬は

「ハンター協会からです。」

 

電話越しの後藤会長が

「そして私は誰でしょう?」

と言うと旬は

 

「後藤会長です。」

とくすっと笑いながら言う。

 

冗談交じりに

「心配する必要はありません。」

と後藤会長が言うと旬は

「いえ、ありがとうございます。」

 そう言って現場についた旬。

ゲートは巨大だったがBランクだとのこと。

 

報道陣が

「今見えてるゲートは西海岸の高速道路に現れました!」

 

 とリポートしていたが、

「皆様!規則に従ってください!!」

と言うのはここに来ていたハンター協会の人だった・・・。

 

「ちょっと待って!勝手にここに入ることはできません!

 

え、えええ!?S、Sランクの水篠 旬!?」

 

ハンター協会のこの一言に車の中で待っていた人が一斉に旬に注目する。

 

「あ、水篠 旬だ!」

 

とざわめいていた・・・。

 

ハンター協会の人が旬に向かって

「どうやってここに来たのですか?あなたがSランクであっても、私たちはあなたが規則を無視することを許すことはできません!

 

許可を得ましたか?

 

許可があっても、人数が足りないと入れませんよ!」

 

旬は

話が通じないか・・・。

と言いながら後藤会長に電話をしていた・・・。

「えーと・・・現場に来ましたが、問題があって・・・。」

 

そういって電話をハンター協会の人に渡すと

「何?私?だ、誰ですか?」

と言うと旬は

「無視できない人です。」

 

電話相手の後藤会長がハンター協会の人に

「後藤です。」

電話相手が上司の後藤会長だった為、慌てるハンター協会の人。

「はい・・・はい・・・!はい・・・はい・・・私はあなたの言う通りにします・・・。」

 

と電話で話していたがかなり焦ってる様子だった。

旬は

「今から入ります。」

そういってゲートの中に入っていく旬だった・・・。

 

ハンター協会の人が

ふん!躓いて手足を骨折すればいいのに!

と思っていると・・・

 

他のハンター協会の人が

「あれはっ!?ゲ、ゲートがっ・・・!」

 

「ゲートの色が変わったぞ・・・・!」

と言うと旬と話していたハンター協会の人が

「レッドゲート!?

 

骨折しろといったから!?」

 と焦っていた・・・。

 

 

旬も中に入って感じていた・・・。

 

ジャングルで大雨の中であった・・・。

 

「この・・・この感じはレッドゲートか・・・。」

喪服姿であたりを捜索する旬。

 

「出口が閉じたか・・・。自分でやり過ごすしかないか・・・。」

そういって母親のこと考えながら

やりすぎ・・・

 

母親は俺がやりたいことに対して思うことを伝える・・・。

 そう考えていた旬だったが、旬の母親は・・・

「覚醒については何も言えないわ。Sランクなら多くの命を救ってほしい・・・。お父さんがしたように・・・。

 

お父さんはハンターになる前は消防士だったよね?

 

お父さんが人を救っているのを見て私は恋に落ち結婚しました。

 

あなたが彼の息子なので、無茶はしないでくださいね。」

と旬は母親との会話を思い出しながら

無茶しないでくださいか・・・。

 

「母さんが反対しなくてよかったので安心した・・・。

 

まぁ、これはあまり多くはないだろうな・・・。」

 

そういいつつも旬の前にモンスターがやってきた・・・。

 

 

「1日で終わりそうだな。」

 

 そういって旬は影の兵士を召喚しモンスターと交戦する・・・。

 

ハンターは狩りをするために生まれた。

 

ハンターの敵はモンスターだけではない。

 

ハンターも狩られないように注意しないといけない。

 

この立場は変わる・・・。

 

一流のハンターは警戒を怠らないように、さらに注意しないといけない。

 

 何百、何千と狩りがあったとしても

 

狩りは決して終わらない。

 

旬はネクタイを緩め

「次のターゲットに行こうか。」

 

そうやって旬はモンスターと戦っていく・・・。

 

 

狩りをやめるつもりは・・・ない

 

シーズン1終了・・・。

 

感想

 シーズン1が終了しました。最後はいい感じにまとまったのではないでしょうか。

いろんな絵柄がでますが、ピッコマにてそこはお楽しみください。

さて、旬の母親は旬のことを反対しなかった・・・。無茶はしないでほしいとは言ったが・・・。

 

また言うことの利かない新人のハンター協会の人は後藤会長と話していた旬に嫉妬したのか骨折してしまえばいいといったね・・・。すごい人だ・・・。

 

タイミング悪くレッドゲートになりましたが、今の旬の実力では1日で終わるというすごい発言が・・・・現実なら1時間程度かな?

 

シーズン2はやってほしいですか?たぶんやるとは思いますが・・・。