俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第109話 (先読みネタバレ注意)マイケル副所長のたくらみ・・・しかしセルナ夫人が見たものは・・・!?

マイケル副所長が言う。

「彼女はハンターが自身の限界を超えることを助けることができる。

 

セルナ夫人は唯一の人です。」

紹介されて現れた女性はノーマ・セルナ夫人と言う。(以下セルナ夫人)

 

旬は考えていた・・・・。

セルナ夫人は別の何かの力を持っている・・・。

 

セルナ夫人が旬たちのいるソファーにやってきた。

 

マイケル副所長が

「水篠ハンターにセルナ夫人の能力を説明してください。」

 

セルナ夫人が旬に対して

「信じられないですよね?他のすべてのハンター達は最初にあなたの目と同じように私を見ます。

 

しかし、一度体験をしたら・・・

 

あなたはその力を頼るしかないでしょう。

そういってセルナー夫人の目つきが変わった。

「ご存知でしょうが、すべての覚醒者には限界があります。誰もそれを超えることはできません・・・。

 

ですから、目覚めない限り、上位に到達することはできません・・・。

 

それはハンターにとって基本的な知識でしょう・・・。」

セルナ夫人が旬に言う。

 

旬も

「わかりました。セルナ夫人。」

 

と言い、再びセルナ夫人が

「私はほかの人がその限界を超えるのを助ける能力を持っています。

 

私はハンター達が三つの段階よって力を上げることができます。

 

しかし、それを力づくで目覚めされるのか、それとも可能性を高めるのか、私にはわかりません。」

とケーキを食べながら言う。

 

マイケル副所長も

「彼女の言うことはすべて真実です。

 

しかし、一度力を使うと、長い間休む必要があります。そのため、利益を得るために毎年数人の選ばれた人にしかできません

 

旬は考える

数少ない人数の一人か・・・。それが本当ならすごい能力だな・・・。

 

そうして質問をする。

「・・・それでは、どのくらい効果があるのですか?」

 

旬の質問に対してセルナ夫人が答える。

「人によって異なりますが、第三ステージが終えると、少なくとも20%・・・あるいは最大で30%強く感じることができます。」

 

旬は再びこの言葉を考える。

20%~30%?まさか・・・

 

右京 将人ハンターが国内の批判があるのにもかかわらず、なぜアメリカに移住することをきめたのかわかったな・・・。拒否できるのか?

 

選ばれたすべてのハンターがこうなってしまうな・・・。

考えた末に旬は

「もし、この能力が外部に漏れたら・・・・?」

そういうとマイケル副所長が答える。

そういう理由で私たちとセルナ夫人は一緒にいるのです。

 

私たちは彼女の安全に責任を負い、彼女に見合った金額を支払い、セルナ夫人は私たちが選んだハンターがより高いレベルに到達するのを助けます。

 

セルナ夫人の能力。これは私たちがあなたに与えることができる贈り物です。」

 

この言葉に旬は

贈り物・・・

そう考えながら再び質問をする。

「贈り物というよりは取引のようなものではありませんか?」

 

マイケル副所長が答える。

「もし、水篠ハンターがアメリカのハンターになったなら、最初に利益を得ることを約束します。

 

また、最高の条件で取引を行うために、水篠ハンターが選んだギルドとの契約を行うことができます。」

 

食べるのをやめたセルナ夫人が

「急ぐ必要はありませんよ。今日は”最初の段階”を開くお手伝いをするようになりました。」

 

旬が

「え?」

と言うと再びセルナ夫人が

「いいましたよね?贈り物です。」

 

再びマイケル副所長が答える。

「セルナ夫人の言う通りです。自分の可能性を解き放つことに同意しますか?」

 

旬が

「無料で?」

と質問をすると、

「これはサービスだと考えてください水篠ハンター。」

とマイケル副所長に言われる・・・。

 

旬が

一度体験したら手放せないといってなかったか?

それが彼女が自分の能力に自信を持っていること・・・。

 

と考えているとセルナ人が

「私の目を見て・・・。」

 

そういってセルナ夫人が旬の手を握る。

 

「それが最初のステップです。」

とセルナ夫人が言う。

 

マイケル副所長が

よしっ!彼はこれで落ちたな!

 

とニヤっとしていた。

水篠ハンターは冷静さを保っているが、最初の段階を通過すると、水篠ハンターは再び私たちに連絡するだろう・・・。

 

いや、もし水篠ハンターがせっかちならすぐに契約に署名するかもしれない・・・。

 

国家権力級を目指す男・・・後藤会長が失敗した架南島レイドの襲撃・・・。

 

それを彼は前代未聞の能力で簡単にクリアしていた・・・。

 

水篠ハンターの限界はどこにあるのだろうか・・・!

 

セルナ夫人が旬の深淵を見ると・・・

 

周りが暗く・・・何も見えない・・・。

 

セルナ夫人があたりを見合わす。

 

上空のほうから・・・

 

もう一人の旬を見つける・・・

 

 

その直後

セルナ夫人が

「きゃあああああああ!!!」

 

と大声で叫び頭を抱える。

 

それを見た周りの護衛が

「おい、お前!セルナ夫人に何をした!?」

 

と言い、旬に銃を向ける。

 

それを見たマイケル副所長が

「やめるんだ!!気がくるってるのか!目の前の人がだれかわからないのか!?」

 

というも護衛は

「しかし・・・セルナ夫人が・・・。」

というもマイケル副所長が再び

「よせ正気か!?セルナ夫人が心配なら彼女のケアをしろ!!」

 

マイケル副所長が旬に対して

「申し訳ございません水篠ハンター。私たちの護衛が失礼な行動をしてしまいました・・・。.」

 

旬も何が起こったのかわからず

何が起こった・・・・?

 

と考えながらも

「・・・いいえ気にしないでください。」

と言うとマイケル副所長が護衛に向かって

「もしこれがトーマスマスターやDFNのリューの前でしたのであれば私たちは今頃死んでいるでしょう・・・。心にとどめておいてください。」

 

というと護衛は

「わ・・・わかりました。」

と冷や汗をかいていた。

 

次にマイケル副所長はセルナー夫人を心配そうに

「セルナ夫人どうしましたか?」

 

震えたセルナ夫人に対して優しくいう。

「冷や汗がすごいです・・・。気分が悪いですか?」

と言い、今度は旬に対して

「本日はセルナ夫人の具合が悪いようです。改めてご連絡してもよろしいでしょうか?」

と言うと旬は

「・・・わかりました。」

 

マイケル副所長がアダムに向かって

「アダム、水篠ハンターを家まで送ってください。」

と言うと

「はい、かしこまりました。」

 

旬はアダムと一緒に部屋から出る・・・。

護衛とセルナ夫人だけになったところにマイケル副所長が

「セルナ夫人・・・何が起こりました?」

と言うとセルナ夫人は口を開く・・・。

 

「か、かれは・・・・彼は王・・・。それは非常に強力なもの・・・。」

 

とマイケル副所長に言うとマイケル副所長は驚いた表情をし、

「それでは・・・水篠ハンターが国家権力級のハンターとほぼ同じレベルだということですか?」

 

しかし、セルナ夫人は首を振りながら

「よくわかりません。今まで経験したことがないの・・・彼は王よ・・・。

 

他の人とは違うの・・・。

 

私が彼を見たとき、彼も私を見ていました・・・。

 

彼は・・・水篠ハンターではなく、彼の中の果てしない闇だった・・・

 

その闇は私を見ていました!!

 

そして彼は・・・

 

彼には・・・限界がありません・・・。

 

旬はアダムのエスコートにより車の中に入っていった・・・。

 

 

 

感想

セルナ夫人の力を使ってマイケル副所長は旬をアメリカ国籍にしたかったのだろう・・・。そして望むギルドがあればそこにやるという・・・。

 

しかしセルナ夫人が旬の中の闇を見てしまった・・・。

 

彼には限度がなくこれからも成長するという意味・・・。

 

旬が他のハンターと違うことがセルナ夫人にはわかってしまった・・・。

次回でシーズン1が終了です。シーズン2も更新したほうがいいのかな・・・?w