俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第132話 (先読みネタバレ注意)DFNのS級ゲートと溺睡症に悩む男・・・。

病院にてー

諸菱くんが旬に

レイドは・・・

 

失敗しました。」

と言う。

旬は何やら悲しそうな目をしていた。

 

 

 

諸菱建設にてー


机に寝ている諸菱くんの父親がいた・・・。

 

私はどのくらい眠っていた?」

とどうやら溺睡症の症状が出てきているようだった・・・。

父親の秘書が

「23時間46分ほど眠られていました。

 

ご指示通り24時間経っても起きなかった場合、病院に連れて行く予定でした。」

と事前に24時間以上寝ていると病院に行くようにと指示していたようだった・・・。

 

秘書が続けて

「まず、お知らせが2つあります。

 

一つ目は、溺睡症から目覚めた患者の報告があります。」

と資料を見せながら言う。諸菱くんの父親は

「溺睡症患者が目を覚ましたのか?」

と言うと、秘書は

「はい。

 

その患者は水篠ハンターの母親です。」

と答えた。

 

 

諸菱くんの父親は溺睡症の症状が度々起こっていた・・・。

 

そのせいか、目にクマが出てきているようだ・・・。

 

「・・・わかった。

 

もう一つの報告は何ですか?」

と諸菱くんの父親は秘書に言うと、

二つ目は・・・

 

女性が訪ねてきました。」

そう言ってドアを開ける秘書は訪ねてきた女性を社長室に通した・・・。

 

女性は

「いつから・・・そんな症状がでていたの?」

 

と諸菱くんの父親に向かって心配そうな表情で言った。

 

 

 

DFNにてー

巨人は掴んでいたオルロフを空中で手放す。

 

オルロフは

「うわあああっ!」

 

叫びながら巨人はオルロフを飲み込んだ。

 

 

自衛隊が戦車で巨人を攻撃する・・・。

 

更に戦闘ヘリで巨人を攻撃する・・・。

 

その光景を見ていたレイジが

「モンスターにあんな武器では効果がありません!

 

みんな突っ立っている場合ですか?攻撃してください!」

と言い、一緒にいたカナとルノーが動き出す。

 

カナはどこに攻撃をしようかと考えていた。

 

しかし、巨人は殺気を感じたのか、カナはそれを察知する。

 

巨人が一閃に薙ぎ払いをする。

 

巨人の攻撃を躱すカナとルノー

 

ヘリコプターから中継する中、旬はTVで見ていた。

 

旬は

これが続くと、架南島のゲートと同じことに・・・

 

アジア全体が危険にさらされる可能性がある。

 

急がなければ・・・

と思っていると

「行かないで。

 

お兄ちゃん、行かないで・・・。」

と葵が部屋からドアを開け、旬を引き止めていた。

 

 

旬は

「行かないでって・・・。」

 

全て言う間も無く、葵が

「とにかく行かないで。」

と言う。

 

葵もあの事件以来どうも眠れない様子だった・・・。

 

旬は心配する葵に向かって

「・・・・。」

と少し沈黙をあけ、

「行かないよ。

 

最近働きすぎだし、しばらく休むつもりだよ。」

そう言って椅子から立ち上がり、

「心配するな。」

 

と言い葵の頭を撫でる。

 

旬はそのまま外に出て行ったのだった・・・。

 

公園にてー

 


旬はベンチに座っていた。

 

「ベル。」

と言い、ベルを呼ぶも、ベルは

 

「はい、殿・・・いや・・・王よ。」

と言うも、旬は

「葵を護衛するように言ったのにドラマを見ていたな?

 

わかってるぞ。」

と、冷や汗をかくベルだった。

 

旬は

「葵の様子はどう?」

と様子見をさせていたベルに聞くと、

「睡眠以外は何もしていません、王よ。」

とベルが答えた。

 

 

旬はわかっていた。

おそらくトラウマを抱えているんだろう・・・。

 

4年前の最初のレイド以来、行くななんて言った事がない。

 

何をすべきか・・・?

と考えながら公園を後にし、歩き出す旬。

 

歩いていると、途中で車が近づいて旬の前で止まる。

 

旬はそのままどこかへと行ってしまったのだった。

 

 

 

諸菱建設にてー

 

どうやら旬は諸菱くんの父親に捕まり、そのまま諸菱建設に来たようだった。

 

「はじめまして、水篠ハンター。

 

諸菱建設の諸菱明成です。」

挨拶をし、小切手を机に置く。

旬は小切手を見つめ、何かを悟る。

 

諸菱くんの父親は

「お金で何でも買えるとは思っていません。

 

特に相手がS級ハンターの方ならなおさらでしょう。

 

これは私の誠実さの表現と思って頂ければ幸いです。」

と言い、旬は

「俺から何を買いたいんですか?」

と言うと、諸菱くんの父親は

「・・・・・。

 

私はあなたのお母さんと同じ病気です。」

と言うと、旬は驚いた様子だった。

 

病気のことについて二人は話していた・・・。

 

本題に入る諸菱くんの父親だった。

「病気を治す方法をあらゆる面から調べていた所、世界中でたった一人だけ回復した患者を見つけました。

 

その一人があなたのお母さんだったという事実は偶然とは思えません。

 

あなたの助けが欲しいのは真実です。

 

助けて頂けるなら、その恩は絶対に忘れません。」

と諸菱くんの父親は旬に向かって説明した。

 

旬は・・・

 

今日

 

 

選択を迫られている。

 

 

感想

やばいですなー相変わらず。

 

毎回ハラハラしますw

 

そして、さようならオルロフ。

 

巨人に食べられるなんてまるで進撃の巨人っぽいですよねw

 

それはさておき、溺睡症に悩む諸菱くんの父親。

 

どうにか調べて旬の母親のことを知る。

 

自分の溺睡症を治すべく、旬に近づくも・・・

 

この選択こそが、今後のルート選択になるとは・・・。