俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第123話 (先読みネタバレ注意) DFNの現状と旬の能力でスケベシーン搭載かっ!?

DFNのハンター協会にてー

 

各ギルドの人々は噂話をしていた・・・。

 

 

現れたのは架南島討伐での生き残りメンバーのカナ、ルノー、アーシーがレイジと共に協会に来ていた。

 

「馬鹿だなぁ・・・レイジはもう副代表じゃなく代表だよ。」

 

「前回の架南島レイドの時にリューとS級ハンター7人も失ったんじゃないのか?」

 

抜剣ギルドの噂橋をしていた・・・。

 

この言葉を聞いたレイジやカナ、ルノー、アーシーは噂話をしている人たちに睨みつけた・・・。

 

噂話をしていた人たちはそそくさとその場を後にした・・・。

 

ルノーが愚痴を言う。

 

そういうとカナが

「”暗黒”ギルドが”雪山”ギルドと合併するという噂があります。

 

二つのギルドが合併するとS級ハンターの数は

 

私たちと同じく4人になります。」

と言うとレイジが

「奴らは合併するだけでDFNのトップギルドになれると思っているのですかね?

 

笑い話です。

 

弱者が合併したところで何も変わらないのに・・・。」

と会話をしていた。

 

 

 

DFNの協会のお偉いさまたちが会話をしていた・・・。

どこかの代表だろう人が

「悲観的な話ばかりしているが、戦略はありますか?

 

トーマス・アンドレに助けを求めるのはどうでしょうか?」

 

別の代表らしき男も資料を見ながら

「トーマスを雇う資金がこの国に残っていると思いますか?

 

またゲート数の大幅な増加により、各国で海外からハンターを採用しています。

 

そのため、他の国に頼ることはできません。」

と言うと首相は

「S級ゲートの攻略に参加したいハンターが世界に何人いるのだろうか・・・・。」

 

この質問にレイジが答える。

一人だけ・・・

 

お金で助けてくれるハンターがいます。

 

結界能力者のユリ・オルロフ。

 

彼に交渉してみましょう。」

 

 

 

日本にてー

旬は車で帰宅をしていた。

 

車の運転をしながら旬は

「レベル101か。

 

レベル100でカルテノン寺院のカギが解放されて、レベル101では専用スキルが全てレベルアップした。

 

レベル102になると何が起きるのか楽しみだ。」

と鍵を見ながら言う。

 

駐車場に止め、考え事をしていた。

 

その時

 

人が近くにいたため目線が行く。

 

変装をした雫と出くわすも

 

雫はそそくさと旬から逃げて行った。

 

しかし旬は一瞬に雫の元へ近づくと

「キャァ!」

と悲鳴を上げる雫。

 

問い詰める旬。

 

タイミング悪く旬と会ってしまったのか慌て出す雫。

 

「車が・・・・駐車場に・・・。」

と言い、指をさす。

旬は

「あっ!」

と言いながら

影の交換を使ったから車に乗れなかったのか・・・。

と考えていた。

 

「あの・・・少し時間がありますか?」

と雫がもじもじと旬に言う。

 

旬は何だろうと思いながら

雫は頭の中でいろいろと考えるも、

 

「実は・・・

 

美濃部ハンターから必ずお伝えしてくださいと・・・。

shiyukichi.hatenablog.com

 

水篠ハンターの力について・・・。」

 

この言葉に旬は顔色を変える。

 

「待って。

 

移動して話を聞かせてください。」

 

 

旬の事務所にてー

 

明かりをつける旬。

「事務所は誰もいないのですか?」

と雫が質問をすると

 

「諸菱くん(副社長)は現場にまだ残ると言ってました。」

と旬が答えると

 

慌て出す雫。

 

しかし、旬は

「どういうことですか?

 

美濃部ハンターからのメッセージを向坂ハンターにどうやって残せたんですか?」

とコーヒーを入れながら雫に質問をする旬。

 

語りだす雫・・・。

 

架南島レイドで瀕死になり美濃部ハンターの回復魔法で生死の境目となった日を思い出す・・・。

 

影の兵士となった美濃部ハンターが

「水篠ハンターに伝えてください・・・。

 

自分の力に気を付けた方がいいと伝えてください。

 

果てしなく続く闇の中から、誰かが俺を引っ張り上げてくれました。

 

しかし・・・復活した俺は俺ではありません。

 

意志と意識はあったけども・・・

 

ただ水篠ハンターのために生きる奴隷となった気がしました。

 

さらに怖いのはそれが幸せだと感じることです。」

 

意味の分からない言葉に雫は美濃部ハンターに

「どういう意味ですか?」

と言うと・・・

 

「彼の力はとても強力で恐ろしいのです。

 

水篠ハンターもこの事実を知っておく必要があります。

 

覚えておいてください。

 

水篠ハンターの軍隊・・・

 

本当の軍隊は・・・。」

 

 

日が経ち、旬はダンジョンに来ていた。

 

焼きそばパンを食べながら雫が言っていた意味を考えていた・・・。

 

考えながらも影の兵士を召喚し、ゴーレムと影の兵士が戦っていた。

 

昼食中なのか、諸菱くんもモグモグとパンを食べていた。

食べながら、二人は会話をする。

 

諸菱くんが話を続ける。

 

提案をするも旬は

「それじゃダメなんだ。」

と答える。

経験値が減るし・・・

と内心思いつつも

「見張ってないと何するかわからないから。」

と答える旬。

 

諸菱くんが答える。

 

真剣な表情になる諸菱くんは

「そういえば、妹さんは大丈夫ですか?

 

あんな出来事があって・・・。」

と葵と旬を心配する諸菱くん。

 

 

話題になったのか葵のことが心配になり、

話に出たついでに・・・

 

見てみるとするか。

と考え目を閉じる旬。

 

スキル:影の保管 Lv.2

マナの消費なし

 

影の兵士を相手の影に蓄える

選ばれた兵士は、相手が選んだ時にいつでも召喚したり、再吸収することができます

 

Lv2効果:”感覚共有”は選択された影の兵士の感覚を共有できます

 

保存した影:840/840

 

葵が何をしているのか影を通して確認をする。

 

何かが映った・・・

ドラマだろうか音が聞こえる・・・。

 

一瞬ベルの顔がドアップで映る。

 

TVのリモコンをいじっているベルがいた・・・。

 

その横には・・・

 

ソファーで寝ている葵が写されていた。

 

その光景を見た旬は

葵はよく眠っているな。

 

ベルが最近おかしいしゃべり方をしている事があると思ったら・・・。

 

あいつはこういう番組が好きなのか?

と葵の状況が見れた旬は

 

他の人はどうだろう・・・

 

母親を確認する・・・。

 

白川社長と最上代表が言い争っている・・・。

 

風呂場のシャワーヘッドが見える・・・

 

雫が湯舟に浸かっていた・・・。

 

諸菱くんが

「水篠さん、寝ているんですか?」

 

と言う声に旬は思わず頬を赤くさせ

「ち、違う!!」

 

顔面真っ赤のまま旬は

いつか謝らないと・・・。

 

昼食をごちそうするか・・・。

と考えていると諸菱くんがDFNのゲートの会話をする。

 

再びカルテノン神殿のカギを見つめる。

 

名前:カルテノン神殿のカギ

難易度:??
タイプ:鍵

 

鍵を使用すると、カルテノン神殿に戻ることができます
選択したゲートの位置は、一定時間後にわかります


残り時間:27時間1分49秒

 

システムからの招待が来た。

 

ここでどんな答えを見つけることができるのだろうか・・・

 

お前は何者だ?

 

今教えて大丈夫なのか?

 

考えても仕方がない・・・あと一日だ。

 

すぐに真実がわかるだろう・・・。

 

考えがまとまり立ち上がる旬。

 

二人は再びダンジョンを攻略するのであった・・・。

 

 

とある屋敷にてー

 

「私がユーリ・オルロフだ。

 

知っていると思うが、私は支援系ハンターとして最強と知られている。」

自己紹介をしている男はユーリ・オルロフ(S級ハンター)と言う。

 

酒を飲みながらDEFのレイジ達がやってきたので自己紹介をしていた。

 

話が続く。

 

酒を置き、真剣な表情をする。

「年間36億ドルだ。

 

一日1000万ドル。

 

私を雇うなら君が望むだけゲートを閉じようじゃないか。」

そういって交渉をするオルロフがいた。

 

感想

DFNの現状やばいですね・・・

晒しに首都にS級ゲートが現れたと・・・。

 

果たして諸菱くんから聞いた旬はDFNを助けに行くのだろうか・・・。

 

それと刻一刻と物語の始まりであるカルテノン神殿・・・。

 

最近はちょくちょくでています。

 

果たして旬はどちらに行くのだろうか・・・。