俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第124話 (先読みネタバレ注意) 物語の始まりへ・・・

交渉の金額を聞いたレイジが驚く。

「1日1000万ドルだって!?」

 

と言うとオルロフが続けて言う。

 

 

ルノーが疑問に思ったのかカナに質問をする。

 

二人は話していた。

 

オルロフが続けて笑いながら言うも、

”選択”という贅沢をもっていると思うのか?

 

私のブーツをなめながら頼むことになっても足りないと思うぞ。」

と言う。

 

レイジは落ち着いて、

「それだけ実力は自信があるということですね。」

と確認をする。

 

 

ルノーが悪口を言ってることが理解できたのか

「俺たちを侮辱しているのか?」

と言う。カナも

「言ってることはわからないけど、それぐらいは分かるわ。」

と言う。

 

しかし、次の瞬間

2人が動けないように結界に閉じ込められていた。

 

 

オルロフは

「私の許可なしにはそこから一歩も動くことができないだろう。

 

出られるかどうか自由に試してみろ。」

と言うと

 

ルノーとカナは二人して

俺たちだってS級だぞ!?どうやって動きを制御したんだ!?

 

なんてこと!完全に縛られてしまった!

と驚きながらオルロフの結界のすごさを感じていた。

 

オルロフは二人を見上げながら

「S級ゲートを閉じてやるし、追加料金なしで二人も生かしてやる。

 

どうだ?これなら満足できる取引じゃないか?」

とニヤリと笑いながら言う。

 

レイジは落ち着きながらも言うも

現時点では彼の能力を信頼するのが最善か・・・。

と思ってしまうレイジ。

 

怒りに震えるレイジだが、祖国のためには致し方ないのか

「いや、わかりました。

 

この件について報告させていただけませんか?」

と言うとオルロフは

「わかった。」

と言う。

 

 

 

旬のアパートにてー

 

旬は母親に向かって

「行ってきます。」

 

と言い、靴紐を結ぶ。

しかし、何やら不安そうに思う旬の母親は

「旬。

 

お母さんが心配するようなことはないのよね?」

と言うと旬は何やら察する。

 

しかし、旬はニコッと笑いながら

「もちろんだよ。

 

約束があるだけだよ。

 

行ってきます。」

 

と言い、家を出る旬。

 

名前:カルテノン神殿のカギ

難易度:??
タイプ:鍵

鍵を使用すると、カルテノン神殿に戻ることができます。
選択したゲートの位置は、一定時間後にわかります。
残り時間:0時間1分02秒

 

残り時間:0時間1分02秒

 

残り時間:0時間0分56秒

 

残り時間:0時間0分32秒

 

残り時間:0時間0分15秒

 

残り時間:0時間0分11秒

 

残り時間:0時間0分6秒

 

旬は目を閉じ精神を落ち着かせる。

 

再び目を開き時間と共にカギが解放する。

 

鍵を利用できる場所が公開されてました。

 

 

 

葵の通っている学校にてー

 

協会の人がひそひそと話していた。

 

協会の人が近づくフードを被った男に気が付いたのか、

「あ、ここに入ってはいけません!」

と言うもフードの男はフードを取ると・・・

 

「み、水篠ハンター!?」

と大慌てする。

 

旬が

「ゲートが現れてからどのくらい経ちました?」

 

と聞くと、協会の人は

「み・・・三日です。」

とすぐ答えた。

 

 

旬の表情が変わりながらも旬は

 

「ハンターはもう中に入りました?」

と歩きながら聞くと

「はい、2時間ほど前に入りました。」

と答える協会の人がいた。

 

旬は表情を変え、

「今すぐ止めさせる必要があります。」

と言うと協会の人は

「え?でも我々の分析では、ゲートはC級ですけど・・・。」

と言うと、旬は

「攻撃隊が危険です。

 

今すぐ撤去しないと全滅しますよ。」

と言う。

 

そういって旬はゲートの中へと入っていく・・・。

 

その姿を見た協会の人は

「全滅って・・・どういうことですか・・・?」

と言うとゲートに入りながら旬は

「攻撃隊を連れてきます。」

と言う。再び協会の人は

「どういうことですか?説明してください・・・!」

と言うも旬は

「そんな時間はありません。」

と言ってゲートに入ってしまったのだった・・・。

 

ゲート内にてー

 

攻略隊のメンバーたちはボスの部屋まで来ていた・・・。

 

会話をしていると・・・

 

旬が皆に告げる。

 

いきなり出た旬にびっくりしたメンバーたちは

「うおぉ!びっくりした!

と言うと旬は

「俺は二重ダンジョンの生存者だ。」

 

と言う。

 

 

質問の意味が分からないメンバー達は

「二重ダンジョンの生存者?」
と唖然とした表情をする男性だったが・・・

 

「おっ?あの人って・・・もしかして・・・水篠ハンターじゃないですか?」

と旬だと気が付くもう一人の男性。

 

 

旬だとわかったのか辺りがざわつく。

「本物ですか!?S級ハンター水篠 旬だ!!」

と言うも旬は

「この場所がどれほど危険か想像さえできません。

 

ここから引き継ぎますので、皆さんはこのダンジョンから出てください。」

と警告をする。

 

そういってボスの部屋のドアを開けようとするも開かず

開かない。魔法でとじられているのか?

と思うと通知より

 

カルテノン神殿への門は現在施錠されています

 

鍵を使用してください

 

旬はカギを出しながらも

前とは違う。

 

だから鍵が必要なのか。

と思いカギを解除すると・・・

 

カチッ

 

と音とともにドアが開く。

 

 

攻撃隊のメンバー達はざわめく。

 

攻撃隊のメンバーの隊長らしき男が旬に向かって

「水篠ハンターすみません。このダンジョンは”勇気”ギルドの攻撃隊が許可証を購入しました。

 

だから、我々にこのダンジョンを離れるようにと言う権利はありません。」

と言うと、周りも賛同したのか旬は黙る。

 

少し考えたのか

「それなら止めません。

 

この部屋に入りたいならどうぞ。」

そう言ってボスの部屋を開けたまま先ほど意見を言った男が入ろうとする。

「俺が見てくる。」

と言うと

 

システムより

鍵を持っていない人が神殿に入りました

 

入場は許可されません

 

そういって近くの像が彼を襲い掛かる。

 

それに気が付いたが、間に合わない・・・と思ったが、

旬が彼を入り口まで襟元を引っ張って戻す。

 

それと同時に斧が地面をえぐる。

 

像が男をにらみつける。

 

尻もちをついた男に向かって旬は

「このダンジョンはあんな感じです。

 

それでも入る必要がありますか?」

と質問をする。

 

皆に警告かねて

「よく聞いてください。

 

このダンジョンを出て協会に連絡してください。

 

二重ダンジョンが現れたのだと・・・。」

 

そういって旬は一人でボス部屋に入る。

 

通知より

 

鍵の所有者が入場しました

 

と出ると同時にドアが閉まる。

 

 

明かりが順につきだす・・・。

 

この風景は見慣れた光景だった・・・。

 

 

 

 

ここですべてが始まった

 

 

「また・・・来てしまった・・・。」

 

旬は歩きながらしゃべりだす。

 

 

 

そう感じながらも辺りの石造を見渡し、

「この石像たちは・・・モンスターでも生物でも無い。

 

誰かの操り人形にすぎない。

 

この部屋から感じる魔力はたったの一つだけ。」

 

そういって足を止める。

 

本当はおまえだったんだな。

 

核心を感じた旬は魔力の源のところへ行き、

 

「何も言わないのか?

 

そろそろ答えてくれよ。」

 

そういって旬はカルテノン神殿の掟を持つ石像だった。

 

石像が

「ついにここまで来たか」

 

と語りだす。

 

感想

こっからの展開がマジやばいんですよねw

 

やっぱり旬はDFNのS級ゲートではなく、カルテノン神殿の時間表記ですよねw

 

時間制限付きとなってしまうとどうしてもそっちになりますし・・・

 

さらに、物語の始まりに戻ってきたのですからなおさらですよね!!

 

ここから俺だけレベルアップな件は本当に面白くなります!

続きがマジ気になるww