俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第143話 (先読みネタバレ注意) カミッシーを仲間にした旬・・・だがそこには・・・そしてもう一つの問題が発生した・・・。

影の抽出により、保管されていたカミッシーの死体の周りにあったパイプ管、天井が破壊されていく・・・。

 

カミッシーの影が

「私を召喚したのはあなたでしたか

 

死者の王、影の君主よ。」

と旬を見つめて言う。

 

この光景を見た局長とアダムが驚いていた。

 

 

カミッシーが旬以外の人を見つけると、

「人間・・・

 

人間?

 

人間を・・・殺す。

 

全て殺してやる。」

手で正面のガラスを抑えながら叫ぶカミッシー。

 

ガラスにヒビが入りいかにも割れそうだった・・・。

 

 

カミッシーの咆哮と共にガラスが砕けちる・・・。

 

今にもここにいる人を殺そうとブレスをしようとするのか口に魔力が集まる・・・。

 

近くの作業員や局長は驚きながら会話をすると旬が

「やめろ!

 

頭に埋め込まれていたルーン石はずっと前に取り除かれた。

 

もう支配者たちの命令に従う必要はない。」

とカミッシーに言うとカミッシーはブレスをやめようとしていた。

 

この光景を見たアダムと副局長が旬とカミッシーが会話をしていて驚く。

 

カミッシーが旬に向かって

「うむ。これが影の君主に服従する感じか・・・。」

 

そう言ってカミッシーは一歩前へ出て、王を啓するかのように

 

「かつて竜帝に仕えたこの卑劣な僕・・・

 

新しい君主に敬意を表します・・・。」

と言うと、旬が

「竜帝に仕えていたのか?」

とカミッシーの影に触れながら言うと、

「その通りです、君主よ。

 

私は破滅のドラゴンの王、破滅の君主に仕えていました。」

とカミッシーが答える。

 

旬は

なんて巨大な怒りだ・・・影の兵士がこんなに強力な自我を持っているとは知らなかった・・・。

 

今までに見てきたすべてのモンスターとは完全に異なるレベルだ。

 

信じられないほどの力を持っていたと言うことか。

と思っていた。

 

旬に敬意を示したのかしっぽを振るカミッシーだった。

 

 

副局長とアダムはしっぽを振ってる姿を見て唖然としていた。

 

二度見をしたのか

 

副局長とアダムはお互いに沈黙だった。

 

死者の王、影の君主。

 

巨人の王、最初の君主。

 

システムが見せた9人の君主の1人か。

と旬はカミッシーに言われた破壊の王について思っていた。

 

突如カミッシーが

「残念ながら、私の王よ。

 

私はあなたに別れを告げなければならなりません。」

と言うと旬は

「何だって?」

と聞き直すも、カミッシーは

「出会うのが遅すぎたようです、君主よ。」

と言いながらカミッシーの姿が消えようとしていた・・・。

 

旬は慌てた表情で

影の君主の力でさえ、時間の経過は超えられないのか・・・!?

と思いながら、

「システム!システム!!!」

と言うも、消えながらカミッシーは

「私は永遠にあなたに使えることができるあなたの陛下の兵士を本当にうらやましく思います。

 

王よ、支配者の力を借りた人間が4人いました。

 

気を付けてください。

 

私の新しい王の前にいることは私の名誉です・・・。」

そう言ってカミッシーは消えてしまったのだった・・・。

 

 

【影の抽出に失敗しました】

 

【対象の影が無の世界に戻りました】

 

【対象が死亡してから時間が経過しすぎています。これ以上の抽出は効果がありません】

 

旬がアダムに向かって、

「ホワイトさん、お詫びを局長に伝えてください。

 

修理費は俺が負担します。」

と言うとアダムは、

「承知しました・・・。」

と答えた。

 

旬はそのままカミッシーの部屋を出る・・・。

 

悔しかったのか壁を殴り怒りを示す。

 

悔しそうな表情で旬はカミッシーを後にした・・・。

 

 

ホテルにてー

 

犬飼課長が旬を見つけ、二人はしばし話をする。

 

諸菱くんの姿がないようだ・・・。

 

犬飼課長が

スカベンジャーのハンターの方が2時間程前に来て連れて行きました。

と犬飼課長が言う。

 

アダムがスマホを見ながら、

スカベンジャーギルドはハンター協会と密接な関係にありますが、彼らは私たちの業務を代理する権利はありません。

 

これについて直接スカベンジャーギルドの方に聞いてみた方が早いはずです・・・。」

と言う。

旬はスカベンジャーギルドが関わっているということに対し、

この不吉な予感は何だ・・・?

 

と感じていた・・・。

 

スカベンジャーギルドよりー

ローラがアダムと連絡を取っていた。

「スカベンジャーギルドの誰かが我進ギルドの副代表を迎えに行ったって事ですか?」

と聞くと、ローラは

まさか・・・。

と感じていた。

そう。ローラには思い当たる節があるのだ・・・。

 

ローラとアダムが会話をする。

 

アダムは旬に向かって、

「水篠さん、スカベンジャーギルドが調査していますので、すぐに連絡が来ると思いま・・・!

 

え・・・?」

と旬に言おうと振り返ってみると、そこには旬はもういなかった・・・。

 

 

旬はいち早くカイセルにてアメリカの上空にいたのだった・・・。

 

旬は自分を責めて考えていた。

 

旬はこの考えと同時に葵の学校のオーク事件のことを再び思い出していた・・・。 

旬は

「出てこい。」

 

そういって影の兵士を出す。

諸菱くんを探せ。

 

急いで諸菱君を探すべく、各地に影を配置する旬だった・・・。

 

 

トーマスが右京 将人を監視していた・・・。

 

だがしかし、彼を監視していた人がやられていた・・・。

 

トーマスが右京 将人がいた部屋にて、

「結局やったのか・・・。

 

右京 将人・・・。

 

水篠 旬が見つける前に右京 将人を探せ。

 

どんな手を使っても。

 

先に彼を見つけるんだ。」

 

そう言ってスカベンジャーギルド達は右京 将人を探すのだった・・・。

 

だが、右京 将人はもう・・・諸菱くんをボコボコにしていたのだった・・・。

 

 

感想

次回の展開がやばすぎるううううううう!!!

マジで144話が気になりますね・・・。

 

さて、今回はカミッシーが影の兵士にはなりましたが、時の歳月には打ち勝つごとができず、そのまま消えてしまいます・・・。

 

カミッシーからの助言と共に、旬は壊れたハンター協会を実費で払いますとのこと。

 

そしてホテルにて犬飼課長と合流するも、なぜだか話がかみ合わない様子。

 

そんな中、スカベンジャーギルドのローラとアダムが連絡を取り合うと、ローラは察したのか右京 将人のことを浮かべる。

 

トーマスが右京 将人を監禁していた場所に向かうも、すでに荒れ狂った場所と化していた・・・。

 

旬より先に見つけなければ右京 将人が殺される・・・。

 

そう思ったのだろうか、トーマスも必死で右京 将人を探すことに・・・。

 

だが、諸菱くんは朽ち果てた姿に・・・・・。

 

本当に次回が楽しみでしょうがない・・・。

 

いよいよ右京 vs 旬になるのだろうか、もしくは旬より先にトーマスが見つけるのだろうか・・・。

 

それは次回が証明してくれるはず!!

 

さて、今回は更新に時間がかかりました・・・(´・ω・`)

実を言うと、昨日救急車で搬送されました・・・。

 

夜勤明けでものすごい腹痛に襲われ、病院でCTをしたら、”尿管結石”というね・・・。

 

自分で座薬を入れ、2時間ほどでなんとか治りました・・・。

 

みなも体調管理しっかりしましょう!!

 

最近自分は39度の熱で3日間やられるわー頭痛、のどの痛みに追われるわー救急車に乗るわで最悪な状態でした・・・。

 

人生二度目の救急車・・・。