第１０１話 日本チームの前に現れた男とは・・・！？

カメラマンも命の危機を感じていた・・・。

覚悟をしたのか目を閉じる・・・。

しかし、バキっという音と共に目を開けると、

そこにはイグリットがいた・・・。

テレビ局にてー

10分遅れで放送をしているがカメラマンを通してみていた・・・。

局長は頭を抱えて悩んでいた。

「局長っ！視聴者からの問い合わせで電話回線がパンクしそうです！」

と言われるも、今は放送を止めている・・・。内容が内容だけに放送ができない・・・。

現状を見れることができず、どうしようにもならない状況だった。

何もかもをあきらめかけていたその時・・・。

「局長！現場に誰かが現れました！」

突如言われたことに動揺する。

「・・・・・？どういうことだ！？」

画面を見た局長が驚く・・・。

「こ・・・これは・・・！？

早く放送を再開しろ！」

と局長が指示を出す。

慌てて言う。

「すでに一度中断してるんだ。これ以上悪い状況にはならんだろう。こうなったらなんだってやってやれ！

オンエアいけっ！」

と局長が言う。

カメラマンの前に現れたのは参加を辞退した旬だった・・・。

影の交換で旬がいた場所と親善試合のときに潜ませていた影と位置がかわった。

しかし、このスキルを使うと3時間のＣＴ（クールタイム）が発生する・・・。

旬は影の兵士達を召喚する・・・。

アイアンが挑発の雄叫びをし、アリ達は一斉にアイアンに向かってくる・・・。

旬はアイアンをほめる。

旬は悪魔王バランの短剣をゲットしたのでここで二つ装備する。

※二つ装備するとセット効果が得られる・・・。

　　→それぞれの短剣の攻撃力が筋力値の数だけアップする。

旬は一斉にアリ達を攻撃する。

目の前にいた日本のハンター達はキバに守れていて状況がわからなかった。

町田は

「な・・・何が起きたんだ？今誰が戦ってんだ？」

と質問をすると白川社長は現状把握ができていた。

日本チームは安心していた・・・。

旬は次々と倒していく・・・。

戦いの最中横からアリが奇襲するも

イグリットが顔面を掴み、そのアリを倒す。

イグリットも旬に負けずと一斉攻撃する。

イグリットだけでなく、タンク、アイアンとそれぞれが活躍していく・・・。

旬が

「起きろ。」

アリ達が旬の声で影の兵士へと目覚めていく・・・。

それを見たカメラマンは

なんだ？何が起きてるんだよ！？

あ・・・あいつら復活したのか！？

復活したことによりまた襲われるのじゃないかと驚いていた・・・。

カメラマンのインカムで局長がと言うも

影の兵士を初めて見た人は共食いをしてるように見えたのだった・・・。

旬が日本チームの元へ行き、

旬はポーションを渡そうとするも・・・

そうだ・・・謙譲できないんだったよな・・・。

とポーションを見ながら考えていた。

「説明はあとでします。今から俺が渡すものを飲んでください。」

そういってポーションを飲んだら・・・

完治したのだ・・・。

町田が心配そうに

「でも、向坂さんの意識が戻らんぞ！？」

と旬に言うと

「ここまでの重傷は俺の力では治せません。」

と心配そうに雫を見る・・・。

オーラがどんどん弱くなっていく・・・。

旬が

「ここは大体片付きました。他のアリたちが集まってくる前に逃げましょう。」

と町田に言うと

「わかった・・・。」

と言うが、

旬は不吉なオーラを感じる・・・。

「外には王がいない・・・。」

スタスタとあのいびつなアリが戻ってきたのだ・・・。

「王ではなかった・・・。」

リューのことを言ってるのだろうか・・・アリも旬のオーラを感じたのか

「ここにいるのか？王と呼ばれるものは・・・。」

白川社長が唖然とした表情で

「奴が戻ってきたということは・・・・。」

と言う。

町田も

「な・・・なんてこった・・・。」

と驚いていた。

しかし、旬は冷静だった。

町田は旬のことを心配していた・・・。

それと同時に旬は

リューにつけた影の信号が途切れたのはあいつのせいか・・・。

と考えていた。

アリは旬に向かって

「お前が人間の王か？」

と質問をされていた。

しかし旬は落ち着いて

「・・・虫のくせにしゃべるんだな。」

と煽っていた。

旬とアリ・・・それぞれがにらみ合う・・・。

感想

旬とアリ・・・いよいよ待ちに待った戦いが始まる。

ついに全国民に影の存在と日本チームにはポーションの存在がばれてしまいました・・・。

それでも全員を救うという旬の気持ちはやっぱりかっこいいですよね。

昔なら影を潜めていた時代が懐かしい・・・。

リューをほぼ一発で殺したアリに対して旬は果たして勝つことができるのだろうか・・・。