俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第100話 DFNの架南島レイド参加の本当の目的とは!?

美濃部ハンターが白川社長の名前を呼ぶ・・・

「大虎さん・・・。

 

逃げて・・・・。」

 

そういって美濃部ハンターの頭部はアリに食べられる・・・

 

全員が注目する・・・。

 

そんななか白川社長が怒りのままにアリに攻撃するも首を掴まれ、

 

白川社長も魔獣化が解ける・・・。

 

アリの口から

「大虎さん・・・逃げて・・・。」

という声が聞こえる。

 

それを聞いた白川社長は絶望の顔をしていた。

 

美濃部ハンターの猿真似をしていた。

 

怒りに満ちた白川社長だが抵抗することができない・・・

 

怪物は獲物を捕食するだけで・・・命はもちろん力と知識まで奪ってしまった・・・・。

アリが

「お前たちは・・・・弱い。

 

こっちは・・・女王がやられた・・・。

 

兵を殺すのでは浮かばれない・・・・・。

 

お前たちの王は誰だ?

首を掴まれてる白川社長が

「王・・・?」

と質問をし、周りを見ると・・・

 

 

日本チームは全滅していた・・・。

 

 

 

アリは外を見ていた・・・。

「外・・・。」

 

そういって魔力を見抜いたのか

「いる・・・強者が・・・。」

アリは外に飛んで行った・・・。

 

 

命拾いした白川社長。

いや・・・今はそれより、あいつが戻ってくる前にここを脱出しなければ・・・!

そう考えてる間に白川社長は絶句する。

 

強力なアリと死闘を繰り広げている間に、いつの間にか巣に戻った軍団が女王の寝室へと押し寄せてきたのだ・・・。

 

予想外にも大量のアリ達が日本チームのところへやってくる・・・。

 

 

 

DFNチームにてー

 

リュー率いるアルファチームのマリーが違和感を感じる。

 

「こちらブラボー。」

 

そういって応答したのはブラボーチームのカナだった。

 

リューが

「チャーリーとデルタと連絡とれるか?」

と聞くと

「いえ、アルファチームとしか繋がりません。」

と答える。

 

 

カナが聞くもリューが

「今俺達が向かってる。そっちが片付いたら合流地点で待っててくれ。」

と言う。

リュー達アルファチームが現場へと向かっていた・・・。

 

その途中通信にバチバチと妨害が入り

「私だリュー。」

と言って通信に割り込んできたのは

 

DFNの会長だった・・・。

 

 

 

中国近海にてー

「日本が討伐を開始した。

 

DFNが積極的に協力するとは・・・リューもやはり国家権力級という称号が欲しくて仕方ないのだろう。」

 

となりにいた男が

「いくらなんでも、アリが中国まで飛んでくることはないでしょう。

 

あれだけの実績がありながらリューはS級ゲートをクリアしたことがありません。

国家権力級のハンターは全員がS級ゲートをクリアしていますもんね。」

と会話をしていた・・・。

どうやら中国のハンター協会のようだ・・・。

 

 

「ひょっとすると・・・

 

 

それが目的のように見せかけているのかもしれない。」

何やらリューは企んでいるのではないかと予想していた。

 

「どうであれ、リューの実力ではまだまだ無理だ。」

とお偉いさんが言うと

「そうなんですか?」

と隣の男が言うと

 

「まぁ、君も劉志剛(リウ・ヂーガン)に会えばわかるはずだ。」

と中国のハンターにはどうやら国家権力級のハンターがいるのかリューと比べていたのだった・・・。

 

「そんなにすごい人なんですね。」

と隣の男が言うと、

「すごいってもんじゃない。

 

何はともあれ、今回のレイドは片方にとって非常に厳しいものになることだろう。」

とお偉いさんが言っていた・・・。

 

 

アルファチームにてー

様子を見に行ったリューは驚いていた・・・。

 

会長が

「リュー?リュー!聞こえてるか?

 

何かあったのか?」

言うとリュー達は死体になってところどころ食われたKを発見した・・・

 

「・・・・死傷者がでました。」

とリューが言うと

 

「予期せぬ展開だ・・・。リスク回避のため、変種の駆除しか指示してないのだろう?」

と会長が言う。

「はい。

 

単にこいつらが弱いだけです。」

と冷たく答えるリューだった・・・。

 

会長は安心したのか

「君らしい見解だ。まぁ・・・君がいれば数人いなくなったって問題ないだろう。」

と何やら怪しい発言をする。

 

再びアルファチームにてー

DFNの会長が質問をする。

 

リューが答える。

 

会長が不快な発言をする・・・。

「日本チームが生き残る確率は?」

と・・・。

 

リューが旬の顔を思い浮かべながら

「今回のメンバーの戦力では・・・。」

と旬がいたら余裕だろうと思っていたが現状のメンバーでは・・・

 

0%です。」

とリューが答えると

「いいぞ・・・”我々DFNは全力を尽くしたが、日本血無我全滅したためやむを得ず撤収”、”リューの国家権力級への挑戦は無残にも砕かれた”・・・。マスコミが大々的にそう報道してくれるはずだ。

 

本当の目的である”日本のS級全滅”も実現する。全員撤収しろ。」

と会長が命令をした。

 

そう・・・

 

DFNのハンターリューと会長は実は日本のS級を全員架南島レイドで殺そうと考えていて参加に協力をしていたのだ・・・

 

あたかも国家権力級の称号を得るためと思わせるために・・・

 

 

リューもアルファチームに

「撤収する。」

 

と言おうとした矢先に

 

アリがリューの元へやって来たのだ・・・。

 

リューはうまく攻撃をガードするも、隣にいたマリーは・・・

 

首を斬られてしまう・・・。

 

 

リューも感じたのか

「ここは私に任せろ。

 

ルノーは急いでブラボーチームと合流するんだ。」

ルノーに伝える。

 

 

「ですが・・・。」

ルノーが言うも

 

呆気なくリューは答える。

 

リューが言うと、

「おまえが・・・王か?」

とアリが質問をする。

 

リューは初めてしゃべるモンスターに出会ったので

モンスターが・・・それもアリがしゃべるとはな・・・。

と思いながらも

「王・・・

 

そうだ私が王だ。」

とアリに応えた。

 

アリはやっと人間の王を見つけたことで喜んでいた。(敵が打てるので。)

 

それを感じ取ったリューは

なんだこの魔力・・・!?

 

この感覚・・・

前にも味わったことがある・・・。

 

・・・あれはいつだったか?

 

そう考えながら旬の顔を浮かべていた・・・。

 

そしてそのままアリに首を斬られ、殺されてしまったのだ・・・。

 

 

日本チームにてー

上代表がアリに火炎魔法をうつもびくともしない・・・。

 

白川社長はお願いをしていた。

 

日本チームは壊滅の危機で必死だった・・・。

 

白川社長は

全員が致命傷を負っている・・・。

剛が最低限の処置をしてくれたが、立ち向かえるだけの余力がない・・・。

 

火力の高い最上が最後の頼みの綱・・・!

 

上代表の火炎魔法が続く・・・。

 

しかし、どんどん距離が詰められ

 

ここまでか・・・。

 

と白川社長は諦めていた・・・。

 

その時・・・

 

白川社長の影から黒の兵士が現れたのだ・・・!

 

なんだこの黒い兵士は!?

と白川社長が思っていると・・・

 

 

影の兵士からこの光景を見ていた旬は・・・

 

交換。

 

そう言ってアリの巣へと影の交換で向かうのだった・・・。

 

感想

DFNのリューと会長のたくらみは恐ろしいことに日本のS級ハンターの壊滅だった・・・。

しかし、そんな悪い企画を考えていたのかリューもアリにて殺される。(ざまぁみろ!)

 

おっと心の声がでてしまった・・・。

 

さてさて、最後の最後の ”交換” やばすぎwww

 

ここマジでかっこいいんですよね・・・。こんなかっこいいセリフいってみたい・・・・。そして101話が気になります!