俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第88話 エシルの今後の予定が気になる!!架南島レイドもうすぐ実行するのだろうか

旬は影の兵士達を使ってバロンのアイテムを拾っていた。

 

通知より

【アイテム:悪魔の君主の指輪】を見つけました

【アイテム:悪魔王の長剣】を見つけました

【アイテム:悪魔王の短剣】を二つ見つけました

【アイテム:バランの角】を二つ見つけました

【材料アイテム:浄化された悪魔王の血】を見つけました

 

指輪を見つけ、旬は装備する。

 

【悪魔の君主の指輪】

入手難易度:S

種類:装飾品

感覚 +20、知能 +20

 

悪魔の君主の耳飾り(装着中)

悪魔の君主の首飾り(装着中)

と一緒に着用するとセット効果が得られます

セット効果1.全能力値+5

セット効果2.全能力値+10

 

旬は手に持ったのが

【材料アイテム:浄化された悪魔王の血】

だった・・・。

 

 

【浄化された悪魔王の血】

入手難易度:??

種類:材料

 

悪魔たちの君主”バラン”の血を精製して作った液体です。

 

強い魔力をもっていますが精製しても毒性が残っているため薬剤として使用する際は毒性を中和させる”世界樹の破片”と”こだまの森の湧き水”が必要です。

 

消耗品:命の神水の材料がすべてそろいました

 

製作しますか?

 

通知に夢中な旬。そんな旬を見てエシルがと言うも、答えが返ってこなかった。

 

「製作」

通知より

【アイテム:命の神水】を製作します

 

製作中…

■■■■■■□□□ 

 

製作者の知能値で”製作成功率”と”製作結果物の数”が決まります

 

 

待つこと10秒・・・

 

【製作に成功しました!】

 

【アイテム:命の神水】を6個獲得しました

 

この通知により

「よっしゃ!」

 

 

こだまの森の湧き水はなくなったけど、悪魔王の血と世界樹の破片は量が減っただけでまだ残ってる。

 

全部使ってしまうんじゃなくて必要な分だけなくなるのか・・・。

 

これが命の神水・・・

 

【アイテム:命の神水

入手難易度:S

種類:消耗品

 

強い魔法の力で万病を治す

神秘的な飲み藥です

一本を飲み干すことで効果が得られます

 

このアイテムで母さんの病気を治すことができるだろうか?

 

早く病院に行って確認しよう!

 

アイアンが飛龍を連れてきた。

 

「アイアンどうしたんだ?珍しく気が利くじゃん!」

と旬がアイアンをほめていた。

 

「起きろ。」

旬が飛龍を影の兵士にした・・・。

 

「旬様それってもしかして・・・!」

エシルがピンと来たのか旬に言う。

 

「悪魔は影の兵士にできないけど、飛龍はやっぱできるんだな。」

 

通知より

【兵士に名前を付けてください】

 

「飛龍カイセルリン・・・?カルカリン?なんて名前だっけ?」

 

「旬様は名前を覚えるのが苦手なんですね・・・。」

改めて旬の名前覚えれないことを悟ったエシルだった・・・。

 

カイセル」

 

名前が決まったことにより、カイセルが雄たけびを出す。

 

「この子がいればうちまですぐに帰れそう!」

エシルが帰ろうとアピールをするも旬は

 

こっから出るには一階一階降りていくしかないのかな?

 

早く出たいのに・・・・。

 

「帰ったらうちでパーティーしましょ!父もきっとよろこびます!」

そうだ・・・クエスト報酬ももらわないと・・・。

 

【一般クエスト:悪魔の魂を集めろ!(2)】をクリアしました

 

報酬1.最上級ルーン石

報酬2.ボーナス能力値 +30

報酬3.非公開報酬

 

【最上級ルーン石:影の交換】を獲得しました

【ボーナス能力値 +30】を獲得しました

【称号:悪魔狩猟者】を獲得しました

【称号:悪魔狩猟者】必要条件を満たしていません

 

影の交換?

 

そう思っていると旬は影の交換のスキルを覚えた。

 

スキル:影の交換Lv.1

必要マナなし

 

指定した影の兵士と今いる場所を交換します。

一度使用するとその後三時間は再び使用することができません。

使用が可能になるまでの時間はスキルのレベルに合わせて変動します。

 

旬は喜んでいた。

 

「みんなご苦労だった・・・。エシル悪いけど家には一人で帰ってくれ。」

旬は急いで戻り、母親が治るかどうか試したい旬。

 

「えっ?それじゃあパーティーは・・・。」

お祝いのパーティーをしようと考えてたエシルは残念そうに言う。

 

「ラディース邸は80階だから・・・・

 

寄って帰るにはちょっと遠くて・・・

 

機械があればまた会おう。元気でな。」

 

そういって影の兵士と入れ替わる旬。

【スキル:影の交換】を使用します。

 

「旬様!私・・・!」

 

 

 

通知より

【ボスを倒したのでダンジョン内を元の状態に復旧します・・・】

 

 

「えっ?」

と何が起こったのかわからず影の兵士を目の前にしてため息をつく・・・。

 

 

ここは・・・

 

旬は町の中にいた・・・。

 

うちの町内?

 

本当に場所が入れ替わった・・・。

 

【・・・2時間59分57秒にスキルの使用が可能になります】

 

カイセル!」

旬がジャンプし、空中でカイセルを出し、そのまま空から帰宅する旬だった・・・。

 

 

 

ハンター協会にてー

 

「こちらの映像をご覧ください。DFNが衛星に搭載した魔力探知カメラで撮影したものです。」

と犬飼課長が資料を見て言う。

 

後藤会長が

「一次~三次討伐作戦時の記録か・・・リューの言う通り、女王アリ以外はほとんど巣から出て行ってしまっていたのか・・・。」

と言うも後藤会長が考える。

アリの姿が毎回変わっているのは世代交代とともに進化している証。

 

アリの寿命は一年であるから毎年世代交代をしていることになる・・・。

 

 

巣に残って女王を守るアリの存在が引っかかるが、上級ダンジョンならどこにでもボスを守るモンスターが存在する・・・。

 

「女王の危機を察知し、アリたちが途中で巣に戻ってくる可能性は?」

後藤会長が気になることを口にする。

 

しかし、犬飼課長が

「妨害電波を使用するとのことです。」

 

「妨害電波?」

と後藤会長が聞きなおすと

 

「アリ型モンスターは特殊な電波で意思疎通をしているのですが、それを妨害できるそうです。」

犬飼課長が答える。

 

「日本は女王と巣に残ったアリさえ探せばいいということか・・・。」

結論に達した後藤会長。

 

その時に後藤会長は何かを感じた!!

 

「どうかされましたか会長?」

と犬飼課長が聞き返すも

 

「今のを・・・感じなかったか?」

後藤会長が犬飼課長に言う。

近場ではなさそうだが、確かに感じた魔力の波長・・・何事だ?

 

 

「水篠ハンターと連絡は?」

と聞き返すも

 

「まだとれておりません。」

と犬飼課長が答える。

 

 

 

とある居酒屋にてー

 

「今の感じたか?」

 

「もちろんです。引退しただけでランクが下がったわけじゃありませんよ。」

 

「なんだったんだ?」

と言うのは白川社長だった・・。

 

「最上と向坂さんがハンタースのことで揉めているんじゃないですか?」

白川社長は誰かと飲みに来たらしい・・・。

 

「そうかもしれないな・・・ほら飲め。」

そういってお酒を進める白川社長。

「おっとすいません。

 

それより少しは笑ってください。眉間にシワ寄せてると老けますよ。」

白川社長と飲みに来たのはS級ヒーラー美濃部 剛だった・・・。

 

感想

一瞬で戻ってきた旬。

エシルは一体何を旬に言おうとしてたのか・・・。

 

そして今の今までバランのことをバロンと勘違いしてました・・・申し訳ございません・・・。

 

バランを倒した旬は念願の命の神水をゲットし、アクサセリーもセット効果としてすべてそろいましたね・・・。

 

今後はどうなっていくのだろうか・・・。