俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第52話 上原ハンター森の方へと逃げるが・・・

森の方へ逃げる上原ハンター。

 

自分の判断は間違ってない、寒すぎて・・・・食料さえあればやれてた!

と自分の行いは間違ってないと・・・

 

森の中に入った上原ハンターは気がつく。

 

森に入ってきたのにアイスベアが一匹も出てこないと思ったら・・・

 

そう旬がすべて倒していたのである。

 

それでも認めない上原ハンターはこう思っていた。

 

まさか・・・あいつらがアイスベアを?いやそんな力があるはずない

 

「そうか白鬼!白鬼がいる!クソッ逃げろ!」

 

 

 

ダンジョン外にてー

白川社長と右京 将人が今まさに対戦しようとしていた・・・。

 

二人も今すぐにでも攻撃をだせるように力をためる。

 

二人同時に攻撃をやる刹那

 

あたり一面突風が繰り出す。

 

「やるじゃねぇか。」

 

と右京 将人が関心していると

二人を止めたのは監視課の犬飼課長だった。

 

そして犬飼課長が説明する。

 

この言葉を聞いた宍戸課長は

そんなバカな・・・

と思っていた。

 

話を続ける犬飼課長

 

この言葉を聞いた右京 将人は

「わかってる。犯人は諸菱建設のボンボンだろう・・・」

 

なぜどうして水篠ハンターを狙うのかと聞くと・・・

 

「そりゃもちろん・・・

 

ただの口実だ。人を殺すための。

 

 

犬飼課長は黙っていた。

 

「はーあ、ここにいたって仕方ねぇし行くぞ。」

 

そういって右京 将人は犬飼課長と共に去っていった・・・。

 

水篠ハンターのすごさを一番よく知るのはこの私だ。

宍戸課長は諦めていなかった。

 

彼は必ず生きて出てくる・・・

 

 

 

ダンジョン内にてー

旬と一緒に来たハンター達は暖炉の中でワイワイと賑わっていた。

 

それをみた上原ハンターは

 

一体何がどうなってんだ?弱いお前らがどうして!全員生き残ってるんだよ!?

 

防寒具に毛布、テントに食器・・・食糧まで・・・

 

俺だって防寒具さえあれば・・・いや飯さえあれば白鬼も余裕で倒せたのに!

 

装備があるのを黙ってたんだな!?自分たちだけで使うために!

 

と憎悪に満ちていた。怒りが我慢できずに

 

「お前ら!うちの攻撃隊は食料と装備がなくて全員やられたというのに・・・なにのんきに火を囲ってんだよ!?

 

三つ数える!その間にこたえなければ全員共犯ってことでいいな!?」

と筋を数える上原ハンター。

 

そして勝手にさつきハンターに対して

あぁそうか。あの女が自らうちの攻撃隊から外れたのは備えがあったからだったのか!

 

一人で生き残る自信はなく最小限の人数で食料を分けるためだったんだな!

 

犯人はおまえか 今宮さつき!!

この思いと同時に

「さんっ!!」

 

と数えると・・・

 

 

旬が上原ハンターをたたきつけたのであった。

そして現実を言う旬。

 

 

その正体が明らかになるのであった・・・。

 

「隠密解けって。オーラが強すぎて全然隠れきれてないから。

 

・・・威圧感すごすぎ。」

 

旬がそう言うと隠密によって隠れていた白鬼たちが姿を現せた。

 

そう・・・あれがボスだ。

 

ハンター達は騒いでいた。

 

「本当にいるのだな。クズの中にも使えそうなのが。」

 

とボスがしゃべっていると

「なんだって?まさか俺らのことをクズって言ったんじゃないだろうな?」

 

と旬が会話すると・・・

 

「・・・・?おまえ我々の言葉を話すことができるのか?」

とボスが驚いていた。

 

旬も

えっ?なんで言葉がわかるんだ?

と驚き、今宮ハンターも

「あなたモンスターの言葉も話せるんですか!?」

と驚いていた。

 

これもシステムの影響?

 

「言葉がわかるのなら話は早い・・・お前に紹介したいのがいる。

 

すでに一度会ったことがあるだろう?人間の中に強い者がいると知らせてくれたのだ。

 

おまえと戦いたいと言っているから・・・。」

 

しゃべっている間にボスが紹介したいといっていた白鬼の首がふっとぶ。

 

旬が一瞬にして切り落とし、

 

「で?」

 

と挑発すると

 

「・・・・面白い。」

そう言ってボスがニヤっと笑っていた。

 

感想

上原ハンターの勘違い差がやばい!!

いつみても勝手に勘違いしてるし、自分が悪いと認めない。

こうはなりたくないですね・・・。

 

と思いながら更新しました。いよいよレッドゲートのボスと戦闘が始まります。

旬は果たして勝つことができるのだろうか・・・。