俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第50話 上原ハンターと旬達の現状は・・・!?

アイスベアと戦う上原ハンター率いるメンバー達。

 

ほとんど上原ハンター一人でアイスベアを討伐する。

 

アイスベアの肉を切って食料にしましょうと提案するメンバー達。

しかし上原ハンターは

「何を言ってるんだ!森を抜けるまでは油断できないぞ!」

と言う。

 

一方旬達は

 

「ストップ!ここから先は入ってはいけません!

とメンバーの一人が言うも

「どうして?」

と旬が聞く。

 

あれ(気にある爪傷)が見えないんですか?ここはクマの縄張りです!この森全体がアイスベアの住処なんです!

 

今すぐ引き返しましょう!モンスターがやってくる前に!」

と慌てるメンバーの女性。

 

旬がため息をついて説明する。

「アイスベアがうじゃうじゃしてるってことでしょ?

 

だから森の奥に進むんです。

「え!?私の話聞いてました!?死にたいんですか!?

と心配するメンバーの女性。しかし旬は冷静に

 

「熊の縄張りなら森にいる間はクマにだけ気を付けていればいいってことじゃないですか。

 

理性のあるアイスエルフよりはクマの方がマシでしょう。」

と森の奥へ進む理由を説明する。

 

 

つまりこうだ・・・

アイスベアの数が多いということはクマを狩るモンスターがいないってこと。

つまりクマより強いモンスターはでてこない。

 

旬の考えがわかり、謝罪をするメンバーの女性。

そんな姿を見た旬は

「それよりそんな恰好で寒くないんですか?」

と雪原の中みんなの姿のことを心配する旬。

 

「インベントリ」

と言い、全員にコートを配布する。

モンスターに出くわす前に凍死されたくない理由のために・・・。

 

旬のインベントリを見てメンバーの女性は

「亜空間魔法!?」

 

と驚いていた。本来であればレベルの低いアイテムでも2,3個出すのが限界のはず。

旬はメンバー分出したため、周りからはすごい・何者なんだ・・・とざわつく。

 

りんも同じくして

「お兄さんマジで何者?」

 

と聞くと旬は

「君は俺が連れてきたから責任もって守ってやる。

 

その代わり何も聞くな。

 

皆さんもお願いしますね。

 

俺には何も聞かず、何も要求しないこと。」

旬は何も聞かないことを条件に皆を守ることに徹するのだった。

 

 

アイスベアも空気を読んだかのように登場する。

 

皆は上級ダンジョンのモンスターだから森に入るべきじゃなかった・・・

と心配する中、旬はこういう

「モンスターは俺が一人で倒します。」

 

 

内心では

経験値を稼ぐチャンスだ

と思っていた。

 

アイスベア獣タイプのモンスターなので旬は称号を変更する。

逆境を勝ち抜いた者  ➡  狼虐殺者 へ

 

この称号変更により、旬は獣タイプのモンスターと戦う際能力値がすべて40%アップする。

称号のおかげかアイスベアの攻撃を軽々かわし、能力が上がったため、素手で殺す旬。

 

ワンパンだった・・・。

 

それをみたメンバー達は驚いていた・・・。

 

たった1発でアイスベアを素手で殺すということに・・・。

 

レベルがアップしました!

 

 

 

ダンジョン外にてー

 

白川社長が右京 将人に質問をする。

「ダンジョンにまで押しかけてくるとは水篠ハンターに一体何の用だ?」

と聞くも右京 将人は

「なんだっていいだろ。ちょっとしたお遊びだ。」

 

と答える。しかし現実味を白川社長は右京 将人に説明する。

 

右京 将人はレッドゲートの前にて発言した。

 

犬飼課長もレッドゲートを見ながら

旬は運のいい人でレッドゲートになると右京 将人も何もできない。

生きて出てくるほどの幸運は持ち合わせているのだろうか・・・。

と思っていた・・・。

 

 

 

再びダンジョン内にてー

 

アイスベアの肉を食べるメンバー達。

 

旬が連れてきたメンバーを紹介する。

・松浦 恭平(まつうら きょうへい) C級 武闘家

・矢田 翔(やだ かける) C級 タンク

・今宮 さつき(いまみや さつき) B級 魔法使い

 ※さきほど旬に向かって言ってた女性ハンターが今宮 さつきハンターなのだ。

 

メンバー達はクマの肉の味について語ったり、りんと旬は葵の話をしたり、アイスベアの襲撃が減ったりと話題に満ち溢れ語っていた。

 

メンバーは焚火にあたりながらコート来て語っていると突然旬が立ち上がり、今宮ハンターは旬に向かって

「どこ行くんですか?」

と聞いた。

 

「食後の運動をしてきます。」

 

「ゲートの中なのに運動ですか?」

と今宮ハンターが言うと

しないとペナルティーがあるんですよ。

 

とメンバー達は旬のことを変な人だと思っていた。

そう、旬はプレイヤーであることは誰も知らない。

このままデイリークエストをしないとペナルティーゾーンに行くことになる。

そうなってしまうとメンバー達はアイスベアに襲撃されてしまう、だからこそ旬は日課をこなしていた。

 

「さてー体もほぐれたし、狩りでもしよう。」

日課が終わり、アイスベアの群れへと向かう旬。

 

旬はさっそく影の兵士を召喚する・・・。

 

この一言で闇の君主である旬のスキルが発動し、イグリットたちが出てくる・・・。

 

「おまえたち、初の任務だ。行け!

そう言い、旬は影の兵士にアイスベアを戦わせるのであった・・・。

 

 

感想

旬の発言にわからないメンバー達。しかしそれが普通だと思います。

ここでインベントリとか使ってもいいのかな?とか思ってしまうけども、みんなを守るため仕方なしに使う旬がかっこよすぎ!

そして気持ちはわかるけど今宮ハンターの言いたいことはわかりますw

プレイヤーなのしらないし、本来であれば今宮ハンターが言ってることの方が正しいですからね・・・。

 

それはさておき・・・・今宮ハンター可愛くないですか?w