第31話 馬淵vs道門
馬淵さんは考えた・・・。
魔法使いである限り筋力と体力そして速度は十分ではない・・・。
観月さんの力を借りてもこれでは車のエンジンを自転車に載せペダルをこぐようなもの・・・。
急な傾斜の下り坂、速度の下限ができないままカーブに差し掛かれば死ぬ・・・。
そう考えているうちに道門が馬淵さんに襲い掛かる・・・。
道門と馬淵さんは話しながら戦う・・・。
観月さんが馬淵さんにヒールをする。
目障りなヒーラーだ
消耗戦にもっていけない
そう考えた道門が観月さんを狙う。
観月さんを狙う道門に対して馬淵さんが
「剣を持つものに背を向けるとはいくらなんでも油断しすぎだぞ。」
そういうと観月さんを攻撃するのをあきらめ再び馬淵さんと戦う道門。
激しい攻撃が鳴り響く・・・。
馬淵さんはズタズタに斬られ追いやられる・・・。
負けそうになる間際で馬淵さんは魔法を使うも、ランクの差がでかかったのだ・・・。
まけそうになる馬淵さん・・・
旬が助けに入るのであった。
「何者だ?ランクは?」
慌てる道門に対して旬は
「水篠 旬、E級だ。」
そう言うと道門は距離を取る・・・。
「E級?クックッ・・・そんなバカな。」
馬淵さんがびっくりして旬に質問をする。
「水篠くん・・・今のは一体どうやって・・・!?」
そう聞くも道門が
「E級でもパワータイプなら今くらいの力があったっておかしくない。だけど反応も速いときた・・・・。ただ者じゃないな・・・
二度も僕の攻撃を食い止めるくらいだ・・・。
まさか暗殺系?まぁそんなのは問題じゃない・・・。
あんた力を隠してるだろ?
不正登録者?いや・・・あんたたち三人とも知り合って長そうだからその可能性はない。
不正登録者が目撃者を生かしておくわけないからな。
となると答えは一つ・・・
再覚醒者!」
その言葉に観月さんと馬淵さんが驚く。
「水篠くんが!?再覚醒者!?」
その反応を見た道門が
戦い方を変えるのであった・・・。
感想
馬淵さんの巧みな戦術も通用せずもはやこれまで・・・と思ったが、さすが旬!
かっこよすぎる!!
ただここで観月さんと馬淵さんに再覚醒とばれてしまった旬だが果たしてB級の道門に対してどう戦うのだろうか・・・。
続きが気になります!それでは次の話で!