俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

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第30話 道門の狙い

道門は計画実行していると、背後から道のつながっていた真島ハンター達と合流するのだった・・・。

 

現場を見られた道門は・・・

 

「うわぁぁぁぁ!!」という悲鳴が聞こえる。

 

旬たちも急いで向かうも、道中で観月さんが狙われる・・・。

 

バレてしまった道門は

「どうせ全員殺すんだけどな

 

こいつらみたいに・・・。」

と脅す道門。

 

服役者たちの死体を見た馬淵さんが

「お・・・おい!協会の人間がどうしてこんなことを!?」

 

そして旬は死体の中に見たものは・・・・

真島さんもいたのだった・・・。

 

真島さんは家族の会話を走馬灯のように思い出していた。

 

旬が

「観月さん・・・・・速く治療してください!!」

と言い、観月さんが真島さんを治療するも手遅れだった・・・。

 

旬は

「生きてください!家族がいるんでしょ!最後まで・・・意地でも生き残ってもらわないと・・・・

 

恨むことも・・・・できないじゃないですか・・・・。」

 

やっぱり二重ダンジョンのことで真島さんを恨んでいた旬だったが

 

「すまない・・・本当にすまない・・・・こんな風に・・・謝るつもりじゃなかったんだ・・・・


ちゃんと頭を下げるつもりだった・・・・

 

だけど今・・・頭下げると・・・・俺・・・・死んじまう・・・・。」

 

「兄ちゃん・・・すまんかった・・・・・本心だ。」

そう言い残し真島さんは息を引き取ったのだった・・・。

 

旬が道門に質問をする。

「どうして真島さんにこんなことを・・・・。」

 

「さぁ?モンスターと一緒と言うか、ある日ゲートが開きモンスターが人を襲う。

一種の災害だ。

いいシナリオが浮かんできた。本当はゴブリンに皆殺しにされるという設定だったんだが路線変更だ。

 

逃亡を企てた囚人どもがお前たちを先に殺しそれに気づかずボスの相手をしている僕に背後から襲い掛かる。

 

しかしB級の僕に勝つには力不足じゃないか。そうしてこのレイドで僕一人が生き残る。どうだ・・・完璧だろう?」

と道門は言う。

 

「ゴミだな・・・・。」

と旬が言うと

「君に勝てる相手じゃない。私が行く!」(相手はB級・・・C級の私に勝ち目はないだろう。まして暗殺タイプ・・・速度では絶対にかなわない・・・)

 

そう心で思いながら

「真島くんこれを貸してくれ。」

 

そう言い、真島さんの剣を拾う馬淵さん。

ところが暗殺タイプは防御に弱いという欠点がある・・・魔法を一つでも命中させることができれば可能性はなくもない・・・

 

そう思いながら道門に向かって

「人を相手に剣を握るのは久しぶりだ。観月さん肉体強化魔法をかけてくれないか?」

 

と頼み、観月さんは

馬淵さんが剣を?

 

と魔法ハンターがなぜ剣を持っているのか不思議に思っていた。

 

接近戦に誘導し避けられないところまで距離を縮めてやろう!

 

と作戦を立てる馬淵さん。

 

それをみた道門

「魔法使いが何してるんですか?」

と煽りだすも

 

「魔法使いにとって肉体強化魔法は逆に疲れさせるだけの不要なバフスキルだが・・・今の私は・・・

 

剣士だ!」

 

感想

真島さんが道門に殺されてしまいました・・・。どうやら道門はダンジョンに行く前に密会していた謎の社長の人と囚人でなにかあったようだ・・・。

それに巻き込まれた真島さんたち。不幸にもほどがある・・・。

 

しかし、大切な友人を殺され激怒する馬淵さんはC級ハンター。バフをもらってもB級の道門に勝てるのだろうか・・・・。次回に続く!