俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第130話 (先読みネタバレ注意) ハンタースギルドvs石像 ついに決着が・・・!?

石像が雫に向かって、

「あなたと遊ぶのは楽しいです。

 

とても楽しい。

 

私の設計の外でもう少し行動してみてください。」

と雫を見下ろして言う。

 

雫はスキル:剣舞を使用する。

 

石像はまだ戦う雫を見て、雫の攻撃を受け流しながら言うも、

 

雫は右肩に石像からの攻撃を受ける。

 

「きゃあ!」

と攻撃を喰らいながら怯んでいると、石像は

「ハハ。もう終わりですか?

 

あなたも設計通りになるとは、人間は面白くない。まったく面白くない。

 

私の設計はどんな結果にも予測して対応します。

 

こんな小さな攻撃では私の設計を壊す事は出来ません。

 

それ以上の結果はでなさそうですね。」

ハンタースのギルドメンバー達は石像に攻撃をするも、石像は延々と語り出していた。

 

上代表が石像に魔法攻撃を当て、

 

「水篠ハンターの目を覚ます必要があります。

 

それ以外に方法がありません。」

と言うと、雫は右肩の傷口を抑えながら旬に近づこうとする。

 

王の眠りを邪魔をするものは許さないと、石像が背後から雫を掴もうとする。

 

しかし、雫は攻撃を避けた。

 

石像が雫の動きを見て、

「あなたは避けるのがうまいですね。」

 

と言うも、何かに気がつく。

 

石像が

「影?」

 

と言うと、雫に影の兵士が取り付いているのに気づく。

 

石像は再び語り出す。

「この部屋のルールで外に出ることはできませんが、確かに存在感があります。

 

彼女は人間だが、王が兵士を割り当てました。

 

どうやってこの場所を見つけたんですか?

 

水篠ハンターとの関係は?」

と雫に問う。

 

雫は

「・・・友達です。

 

私たちは・・・友達。水篠ハンターを救うためにここにきました。」

と負傷した手を抑えながら言う。

 

石像は

「王の意図ではないのですね?

 

わかりました。あなたにチャンスを与えます。

 

今日、偉大な君主の一人がこの世界に降臨されます。

 

この輝かしい光景を目撃する機会を与えましょう。

 

しかし、他の全ての人間は・・・。

 

彼らは皆、立っている場所で死ぬでしょう。」

と言い、雫以外の人間に攻撃を繰り出す。

 

 

石像が声のする方に向くと、

 

旬が石像の頬を殴っていた。

 

旬は

「お前。

 

俺の体に何をしたんだ?」

と言い、右に黒い心臓を纏う旬の姿だった。

 

皆、唖然とする。

 

上代表はやっと起きたか・・・と言う表情をする。

 

旬は石像を足蹴にする。

 

石像が

「・・・・・。

 

・・・あなたは王様じゃない。

 

どうして・・・

 

あなたは王の代わりにその場所に立っているのですか?

 

黒い心臓を持ちながら、どうして自我を維持することが出来るんですか?」

と意味深なことを言う。

 

 

旬は

“黒い心臓“

 

この心臓のおかげで信じられないほどの魔力があるのか?

と思っていると通知より、

 

[称号:悪魔ハンター]

条件が満たされました。

悪魔の王、ホワイトブレイズのバランを倒した記憶を取り戻しました。

強大な力が所有者に認められました。

効果:黒い心臓:マナ+ 100,000


MP:109,433

 


旬は石像を見ながら

反応から見て明らかだ。

 

「黒い心」を引き出すつもりはなかった。

 

そして「黒い心」は私を強くすることになっていない。

 

読み込んだデータは質問の答えになってない。

 

まだ・・・すべてを聞いてない・・・。

 

と思いながら、

「お前は俺をプレイヤーとして選ぶことに反対したと言ったな。

 

プレイヤーとは何だ?

 

お前の意図は何なんだ?」

と言うと石像は、

「いいや・・・

 

影の君主、あなたは私達を・・・!

 

他の君主がただ待機して見守っていると思いますか!?」

と答える石像。

 

旬は短剣4本を空中に取り出し、

「俺の質問に答えろ。」

そういって石像に短剣を押し付けた・・・。

 

 

石像は

「ハハハ・・・予測を遥かに超えている。

 

何故あなたが選ばれたのか少しわかったよ。」

と言う。

 

「動いていなかった石像が・・・

 

動き出した!!」

周りをかこっていた石像が動き出したのだった・・・。

 

石像はこの状況で、

「アハハ。私を壊すと誰も人形を止めることができなくなります。

 

それでも私を壊しますか?」

と言うと旬は

「お前を壊した後、人形を壊せばいいだろ?」

 

と言うと、石像は

「システムの設計者である私を殺すと・・・。」

 

旬は笑いながら

「俺はEランクハンターに戻るのか?

 

それについて考えてきた。

 

システムの作成者が消えたとしても、すでに作成されているシステムは崩壊しないんじゃないか?」

 

この言葉を聞いて焦る石像は

 

「こうなったら破壊してやる・・・!」

 

システム通知を出し、旬のプレイヤーとしての存在を消そうとする石像だったのだが・・・

 

システムが作成者のアクセスをブロックしました

 

システムが作成者のアクセスをブロックしました

 

システムが作成者のアクセスをブロックしました

 

この通知を見た石像が
「どうしてシステムが・・・!?」

と慌てていた。

 

旬は

「俺は・・・

 

それについても考えた。

 

システムを飲み込むと。

 

どうやら設計に欠陥があったみたいだな。」

と言うと石像は

「いや!あなたは・・・!」

 

と言うと同時に旬は空中に放った4本の短剣を使って

 

石像を粉々に斬り刻んでいったのだった・・・。

 

真っ二つに割かれた石像は

「予測・・・無し。

 

予測ありません。

 

火柱が天を支えるために建てられるとき

 

避けられない死があなたを迎えることになるでしょう。」

そういって粉々になっていく石像。

 

旬は

「・・・

 

そうだな。」

 

感想

ついに決着がつきました!

 

いやーまじで石像はいったい何のために旬をプレイヤーとしてしまったのだろうか。

本人は反対したといっていたが、この意味する言葉はいったい何なんだろうか・・・。

 

他の君主とはいったい・・・。

 

今後の俺だけレベルアップな件はマジで検討が付かないほど面白い展開になっております。