俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第127話 (先読みネタバレ注意)タイムリミットは刻々と・・・。

葵の学校にてー

 


ハンター協会の人が犬飼課長に向かって

「監視課の方々、こちらです。」

と言うと犬飼課長は

 

すぐに動員する事ができるハンター協会の精鋭部隊を7人連れてきた。

 

水篠ハンターの役に立たないかもしれない。

 

だが、問題が発生した時の備えにはなる。

 

と考えながら精鋭部隊と一緒にゲートに入ろうとすると

 

犬飼課長は何やらただよらぬ気配を感じていた。

 

ゲート前で止まる犬飼課長に向かって精鋭部隊の人が声をかけるも、犬飼課長は息を潜めながら・・・

 

これは・・・なんだ・・・・

と感じながらも精鋭部隊に向かって

「君たちは感じられないか?」

という。

 

今にも死神がやってきて殺されそうな雰囲気を漂わせる気配に犬飼課長は

この冷たい感じは何・・・?

と思いつつ、

 

 

と言いもしもを心配しつつ精鋭部隊に向かって聞くと、

「はい。ハンタースギルドが待機しています。」

と精鋭部隊のメンバーが答える。

 

ハンタースギルドがいると聞いて、犬飼課長は

「S級ハンターの二人は?」

と確認をすると、

「最上ハンター、向坂ハンター共に攻略に参加しています。」

と答える。

 

犬飼課長はすぐに

「ハンタースギルドとの協力を緊急要請します・・・。」

 

と冷や汗をかきながら言いつつも、

水篠ハンター・・・あなたは一体何者なんだ!

と考えていた。

 

 

 

カルテノン神殿にてー

 

石像の羽が変形をする・・・。

 

旬はじっと石像を見つめて様子を伺っていた。

 

羽が腕に変わり、石像はニヤリと笑みを浮かべる。

 

その直後・・・

 

石像は旬の懐に近づき、旬に襲いかかる。

 

そのまま旬は受け止めはしたが、威力に圧倒されて壁に激突する。

 

「うっ!」

と旬が言うもさらに石像の攻撃が続く。

 

しかし、旬はこの攻撃を交わす。

 

石像の羽の拳が旬に次々と攻撃をする。

 

石像の攻撃が連打して旬に襲い掛かってくる・・・。

 

石像はにやけるも、旬は攻撃を受け流していた・・・。

 

石像が

「驚いた!

 

あなたは私の期待を超えています。

と言いながらワクワクしてる表情をしていた。

 

石像が何度も攻撃をするうちに、旬が攻撃を食らいだす。

 

だが、旬は石像の顔面を殴りつける。

 

 

石像が吹き飛ばされ、お互い距離を取る。

 

石像は旬との戦いがとても楽しいと感じているようだった。

 

しかし、旬は

あいつは俺がレベル101に達するとすぐにここに招待してくれた。

 

このレベルなら俺を倒すのに十分だと思っているだろう。

 

でも・・・やるしかない。

と考えながらも

「設計者、お前はまだ俺の質問に一つも答えていない。

 

なぜお前がシステムを設計したのか、なぜ俺がプレイヤーに選ばれたのか・・・

 

そして世界に何が起こっているのか。」

と言うと石像は

「答えて欲しいですか?

 

わかりました・・・私を殺すとあなたの質問は答えられないと思っているかもしれません。」

と言い、近づく。

 

旬は

接近攻撃は役に立たないか

と思い、

 

スキル:支配者の権威を使用します

 

支配者の権威を使って遠距離攻撃をする旬。

中間でお互いの力がぶつかり合う。

 

 

石像の兵士が持っていた武器が一斉に石像のところにやってくる・・・。

 

「私がすべてを設計した瞬間から!」

 

背中の手にさきほどの武器を持つ石造・・・。

 

旬は

「どうやって全てを計画できたんだ?

 

どうやって俺にこの力を与えることができたんだ?」

と質問をしながら悪魔王の短剣をインベントリーから出す。

 

石像はこの質問に対し、

「私はあなたを選ばなかった。

 

むしろ反対した。

 

私は”プレイヤー”の”レベリングシステム”の設計者だから。

 

私の計画は完璧です。」

この一言と共に通知より残り時間が表示される。

旬は

時間がない。全力でいくしか・・・!

 

と考えるも、石像が

「残りの時間は全力で戦おう。」

と言い、空中から一気に旬に攻撃を仕掛ける。

 

石像が攻撃を繰り出すも、旬はそれを全てかわす。

 

旬は攻撃をかわしながらも

何だ?

 

全身の感覚が鋭くなってきてる。

 

俺なら出来る。

 

剣、槍、棍棒、斧、ハンマー・・・

 

感じる。

 

あいつの動きが!!

 

旬は石像の全力の攻撃をかわす。

 

石像が

全力の攻撃を阻止してかわしているだと?

 

さらに速くなっている!

と考えながら、体中に旬の攻撃を受けてしまう。

 

槍を持つ腕が切り離された・・・。

 

石像が

「ちっ!

 

偽物の体とはいえ苦労する!

 

なるほど。

 

あなたが選ばれた理由があります。

 

ほんの少し。

 

混ざっている。

 

あなたはただの人間だ・・・。

 

よくもそんなことができるな!」

と石像が叫びだす。

通知より

残り時間:3分45秒

この時間になり、周りの石像達が再び起き上がる。

 

残り時間:3分31秒

 

残り時間:3分20秒

 

旬は再び神像や他の石像の兵士たちを前にする・・・。

 

通知より
スキル:支配者の権威を使用します

 

旬は地面に支配者の権威を使い、周りの石像たちを吹き飛ばした。

 

残り時間:3分15秒


神像の攻撃をかわし、石像に近づき攻撃をする。

 

今度は二本の腕が斬れた・・・。

 

残り時間:3分02秒

 

石像が剣で攻撃をするも旬は

「くそっ!」

と言い、背後を見ると盾を持った石像がいた。

 

この石像は・・・

 

あの時の・・・!

旬の足を失ったあの石の盾を持った石像がいたのだった・・・。

 

残り時間:2分40秒


旬は飛び上がり、盾の石像の頭を殴り壊す。

 

 

 

石像と旬との激闘が続く・・・。

 

残り時間:2分21秒

 

再び二本の腕を切り裂く。

 

残り時間:2分13秒


石像を地面にたたきつけ、悪魔王の短剣を石像の喉に向けると

「私の負けです。

 

試験は終わりです。」

とすべての羽の手が切断され、地面にたたきつけられた石像がいた・・・。

 

残り時間:2分11秒

 

決着がついたようだ・・・。

 

感想

ついに石像との戦いが終わりました。

この話は本当にしんみり解きますよね。

なぜ旬が選ばれたのか、なぜレベリングと言うシステムを作ったのか・・・

 

謎に包まれる答えもついに聞き出せる状態に持ち込みました。

 

直訳するとどうしても?となってしまうところがあり、そこはどうしても自分の言葉で直してしまいます。

読んでいても少しよくわからないかもしれません。ご了承ください・・・(;'∀')