俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第119話 (先読みネタバレ注意)ついに現るオークのボス・・・。その名は・・・!?

旬の影のハイオークが次々とオーク達を狩っていく・・・。

 

その姿に生徒たちは唖然とした表情でみていた・・・。

 

キバの側近の影のハイオークはオークを片手で頭を掴み、二匹のオークを両手でそのまま地面にたたきつけていた・・・。

 

生徒たちはその光景を見て驚いていた。

しかし、葵だけはキバの側近の影のハイオークを見ながら

 

「お兄ちゃんが来たの・・・?お兄ちゃん!!」

 

そう言って葵が前に出て旬を探そうとすると・・・

キバの側近の影のハイオークが前に出ようとする葵を止める。

 

そして指をさす・・・。

 

その先には・・・

 

廊下から複数のオークとみられる影がこちらに来ていた・・・

 

 

 

 

ダンジョンブレイク内にてー

オークのダンジョン内だろうか・・・

王座に座るオークが待っているかのようにダンジョンのシステムが

 

最期の制限が解除されました

 

その通知とともにゲートが崩壊し、現実世界へとの入り口が大きくなる・・・。

 

王座に座るオークが

「私は・・・赤き刃の族長”グロクタルだ・・・。

 

私を止めることなどできない・・・。」

 

どうやらダンジョン内のボスのようだ。

 

報告にやってきたオークが報告する。

 

詳しく聞く・・・。

 

人数確認を終えた族長が武器を取る。

 

 

族長自ら参戦することになったのだった・・・。

 

 

大阪のダンジョン内にてー

 

旬の影のアリ達がダンジョン内を捜索する・・・。

 

影のアリの兵士達が雄たけびをあげる・・・。

 

騎士団ギルドのメンバーは

 

出たい・・・

と思っていた。

 

坂東は考えていた・・・。

 

考えがまとまり、上を見上げると思わずベルが坂東の近くまでいたので、坂東は顔面蒼白になるほどヒヤッとした。

 

怖・・・

と思いながらも

「い、行きましょう。」

と思わず丁寧になる坂東。

 

ベルは少し沈黙をする。

 

焦りながらも対応に頑張る坂東は

「い、行きませんか?」

と苦笑いをする。

 

が、ベルはすぐに姿を消す。

 

坂東が思わず

「え?」

と言うとすぐにベルは坂東に前まで戻ってきた。

 

驚いた坂東は思わず声に出てしまった・・・。

 

腰を抜かす坂東に対してベルは何かを坂東の足元に投げつけた・・・。

 

ベルが他の影のアリ達に合図するかのように雄たけびをあげる。

 

そのままダンジョン内を先導するのであった・・・。

 

騎士団ギルドのメンバー達が坂東に近づき、譲が

「坂東さん、大丈夫ですか?」

と言うと、

「だ、大丈夫だ・・・。大丈夫。

と言う坂東。

 

ギルドメンバー達も

「ギルドマスター、あのアリ達と一緒で大丈夫ですか?」

と心配そうに思うギルドメンバー。

 

しかし、坂東は

「まずは、これを見ろ・・・。

 

これはデスナイトの頭じゃないか?

 

最高ランクのモンスターを一瞬で倒したぞ・・・。

 

アリ達はこんなにも強いってことだ。最高ランクの魔法石がどれぐらい価値があるか知ってるだろ?それでもまだやめたいと思うか?」

言うと、

 

騎士団のギルドメンバーは先行しながら、

「ギルドマスター何してるんですか?早く来てください、遅れますよ。」

みんなお金には弱かったのだ・・・。

 

譲も

「坂東さん、いつまで座ってるんですか?」

と言う。

 

それを聞いた坂東は

「お、おまえら・・・。」

とさっきまでの心配そうなこととは思えぬほど即答なギルドメンバーだった・・・。

 

 

 

再び学校にてー

 

旬の影のハイオークの腕が一瞬にて切断される。

 

腕を切った相手は族長のグロクタルだった・・・。

 

周りのオーク達はグロクタルコールを歓声していた。

 

族長グロクタルが影のハイオークに向かって

オークの入れ墨は勝利のシンボル

 

これまで幾度となく多くの敵を倒したかわかる証だ。

 

貴様らもかなり殺してきただろう・・・。

 

だが、この程度か?

 

もっと俺を楽しませろ、ハイオークの戦士たちよ。」

といい再びハイオークに攻撃をする族長のグロクタル。

 

しかし、別の影のハイオークが剣を止めようとすると

「私の剣を防ぐとは、なかなかやるな。

 

だが、甘いぞ!」

 

そう言って真っ二つになる影のハイオーク。

 

しかし、影な為再生をするハイオーク。

 

それを見た族長グロクタルは

「これは魔法か・・・?

 

何度切っても同じだな。」

と言いつつも、

何百回でも何千回でも殺すのは難しいことではない。

 

だが・・・

 

そう言って頭を抱える族長グロクタル。

 

殺せ・・・殺せ・・・人間を殺せ・・・

と何度も繰り返されるシステムに頭を抱えていた。

 

しかし、族長グロクタルは

時間がたつほど悪くなる・・・。

 

終わらせねば・・・!

 

あやつらが魔法で動いてるなら術者さえ倒せば済む・・・。

 

お前か?

 

そういって葵を見つめる族長グロクタル。

 

無理もない・・・葵のマナからでてきた影のハイオークは、オークから見たら術者が葵に見えても仕方がなかった・・・。

 

「あの女を捕まえろ!

 

ハイオークは再生中は無力になるぞ!

 

続けて攻撃し、動きを封じろ!」

そう族長グロクタルが言うと、次々とオーク達は影のハイオークを攻撃する。

 

 

葵の隣にいたりんが

「葵!!危ない!!」

 

その直後族長グロクタルが葵の顔を腕でわし掴みをする。

 

族長グロクタルが勝ち誇ったかのように

「思った通り、お前の仕業だったのか・・・。

 

魔力をはっきりと感じるぞ?」

 

このまま葵の顔がつぶされそうになる・・・。

 

再び族長グロクタルが

「死ね!!」

と言う。

 

何かが近づく・・・。

 

族長グロクタルは恐怖により震えだす・・・。

 

震えたのか葵を離してしまう。

 

りんが葵のもとへ駆けつけ、

「葵、大丈夫!?」

 

と心配そうに言う。

 

何かの雄たけびが学校中に響き渡る・・・。

 

その恐怖を感じた族長グロクタルは

「何か・・・やってくる。

 

恐ろしい何かが・・・。」

 

視線を感じる族長グロクタルはオーク達に向かって

 

「逃げろ!」

と叫ぶ。

 

その声と同時にドーン!と衝撃が教室中に響き渡る・・・。

 

葵が爆風を吸い込んだのか

「ごほっ・・・・ごほっ・・・。」

と咽込んでいると、ポンっと頭を撫でられる。

 

「もう大丈夫だ。」

 

いつも聞いたことのある声がした葵は爆風が消え、はっきりと姿が見えだす。

 

族長グロクタルは騎士の誇りなのか

「私は・・・赤き刃の族長”グロ・・。」

と名乗りをあげようとするも

 

「お前は・・・

 

そこで待ってろ!」

と怒りに満ちた旬が目の前に現れたのだった・・・。

 

感想

騎士団のギルドメンバーの移り変わりが面白すぎですよね。

人間って素直!!w

 

さて、やっとのことで旬が葵のところへ駆けつけました!

ここのシーンも本当に好きで見ながらハラハラしてましたw

 

次の120話が早く待ち遠しいですよね!

 

ピッコマも早く更新してええええw