俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第116話 (先読みネタバレ注意) 騎士団ギルドの悩み事とギルド名の決まった旬は・・・。

 騎士団ギルドにてー

 

(翻訳のため関西弁にはしてません。)

譲が

「坂東さん、昨日出現したゲートですが、測定値が高く協会から許可が出るのは難しいそうです。」

 

坂東が

「もしかしてS級ゲート?」

と言うと譲が

 

「A級ゲートですが、A級ゲートでも最高測定値だそうです。」

坂東が

「なるほど・・・それはしんどいなぁ・・・。気を付けないと全滅するかもしれないな。」

 

そういうと譲も賛同して

「S級ゲートなら諦めがつくけども、A級ゲートなので状況は複雑です。

 

トップ5の一つのギルドである騎士団ギルドがA級をクリアできないって噂が広がります。」

世間帯を気にする二人。

 

坂東が再び悩んでいると、譲が

「このゲート諦めたら絶対に”明星ギルド”が主張してきますよ。」

と言うと険しい顔になる坂東が

「自分の領域内に発生したゲートを町田に譲るってことか?」

と怒鳴る坂東。しかし譲は

「ただ言ってみただけです。」

と言う。

 

坂東が再び

量と質では、うちのギルドのA級ハンターは他の主要ギルドのハンターと同じ

 

ただ・・・S級ハンターがいないというだけ・・・。」

と話しているとどこからか聞いていた人が

 

「なら、別のギルドと共闘するのはどうでしょうか?」

と提案をする。

 

それを聞いた坂東が

「自分達だけで攻略できるかどうかわからないから協力いたいって言ったら、他のギルドは危険を感じるのではないか?」

と坂東が言うと先ほど提案をした女性が

 

「それならギルド全体ではなく、一人だけならどうでしょう?」

と言う。

この女性はA級ヒーラーのジョン・イリムと言う。(日本語翻訳ではどうなるのでしょう?仮名として以後、リンとします。)

 

しかし、坂東が

「最高測定値のA級ゲートに入るのに、一人だけ来ても役に立つかどうか・・・。」

 

と言ってる途中でその意図に気が付く坂東だった・・・。

 

 

リンが

「誰のことを言ってるのかわかりました?」

 

と笑顔で言うと坂東が旬のことを言うと、譲と坂東がしばし話す・・・。

 

 

そういって坂東達は旬の事務所へと向かっていく・・・。

 

 

旬の事務所にてー

 

旬がソファーに座り、諸菱くんと話をしていた。

 

葵が言ったギルド名を提案してみると

 

「そ・・・そのギルド名は素晴らしいですね!ギルド名はそれにしましょう!」

諸菱くんが笑顔で言っていたが、本心では・・・

”ソロプレイ”以外ならなんでもいいや・・・。

と思っていた。

 

旬が

「ギルド名が決まったから、あとは創立メンバーをもう一人決めることだな・・・。」

と言うと不思議そうに思う諸菱くんは

「え?昨日向坂ハンターと何かあったんですか?」

 

と質問をすると

「向坂ハンターはうまくいかないと思う。向坂ハンターは俺が欲しい人ではなかった・・・。」

と言う旬だった。

 

しかし驚いた諸菱くんは

「じゃあ、兄貴は・・・どんな人がいいんですか?」

と聞くと

 

 

「ギルド活動に興味がなく信頼ができるハンターかな?」

と難しい表情をする諸菱は

「頭に浮かぶ人は少数ですよ・・・。」

とつぶやいていると・・・

 

ドアからノックする音が聞こえる・・・。

 

 

旬がドアを開け

「誰ですか?」

 

 

と言いつつも

また向坂ハンターかな?

とも思っていたが、

 

目の前に現れたのはとてもひきつった表情で笑顔な坂東と譲とリンの三人組だった・・・。

 

坂東が

「こんにちは。私は坂東 俊輔と申します。騎士団ギルドのマスターです。」

と言うと

諸菱くんと旬は唖然な顔だった・・・。

 

全員ソファーにてとある映像を見る・・・。

 

 

とあるゲートをみて騒ぐ一般人が移った映像だった・・・。

 

 

坂東が話題に入る。

 

 

映像を見て判断した旬が言うと、坂東がそれに答える。

 

 

大阪というと旬は

大阪か・・・。観月さんと会って寿司でも食べようかな?

と考えていた。

shiyukichi.hatenablog.com

 

坂東が続けて話しているがりんは

頼んだらサインもらえるかな?

と考えていた。

 

坂東が再び

「保証は十分にします。

と坂東が言うと、旬の予想外の答えは予想外だった・・・。

 

しばし報酬の話を行う・・・。

 

真剣な表情をする坂東が

「わかりました。それではボス級モンスターの相手をしてもらえますか?」

と言うと旬が

「わかりました。」

と言いこの話が承諾する。

 

承諾が終わった坂東が

「ゲートが出現してから1週間程度になりますので、明日攻略を開始しなければなりません。一緒に車で行きましょう。」

と言うと

「いえ、明日お会いしましょう。今夜は用事がありますので・・・。

 

いずれにせよ、俺は遅刻はしません。」

そういって影を動かすと・・・

 

「え?今影が動いたような・・・」

と譲が言うと

「お前、酔っぱらってるのか?」

と坂東に言われる。

 

旬の持っていたスマホから電話が鳴る・・・。

 

初めて見る番号だった・・・。

 

旬が

「すみません。電話に出てもいいでしょうか?」

と坂東達に言うと、

「どうぞ。」

と坂東が言う。

 

外に出る旬が電話をする。

「水篠 旬です。」

と言うと

 

 

「旬?」

と聞いたことある声がした。

「母さん?スマホ買ったの?」

と旬が質問をすると、

「そうよ。声が聴きたかったから・・・。

 

電話を受け取ってすぐにかけたけど、大丈夫かしら?」

と言うと旬が

 

「大丈夫だよ。」

と言う。

 

「母さん、今夜は晩御飯を一緒に食べよう。」

と言うと

「わかったわ。楽しみにしてるね。」

と母との通話は終了する。

 

 

次の日・・・大阪にてー

 

巨大なゲートの前に集まっている騎士団ギルドのメンバーたちがいた。

 

坂東が

あと5分で出発だ・・・。」

スマホで時間を確認しながら独り言を言っていた・・・。

 

そのころ旬は・・・・

 

アパートの前にいた・・・。

 

雨か・・・。葵は傘を持って行ったかな?

 

もう行かないとな・・・。

と考え

「交換。」

 

そういって旬は影の交換をし、坂東のいる大阪へと向かったのだった・・・。

 

 

どこかの学校にてー

 

生徒が会話をしていた・・・。

 

 

そう言いながらも美術室につく生徒たち。

 

 

グダグダと文句を言いながらも教室に入る生徒たち。

 

石像を持つ生徒たちだが、一人の生徒が・・・

 

「え?

 

こ・・・これってゲートじゃない?」

美術室にゲートを発見する。

 

「何をそんなに怖がっているんだよ。こういう閉じたゲートは安全だよ。中に入れるのはハンターだけだし、中身は出てこないし。

 

ゲートが開くのだって1週間はかかるんだよ。」

とゲートの前に立つ生徒。

 

後ろで怯える二人の生徒が

「でも、この教室は学期中放置されてるって言わなかったか?

 

それが今発見されたとなると・・・。」

 

ゲートにヒビが入る・・・。

 

突如ゲートの中から手が出てきて一人の生徒の頭を掴む・・・。

 

叫ぶ生徒。

 

一人の生徒がしゃべる途中であたり一面

 

血が飛び散ったのだった・・・。

 

ゲートからモンスターがでてきたのだった・・・。

 

 

 

感想

坂東たちがまさかの旬にお願いをするも、当日5分前になってもこない旬に慌てる様子。

しかし、大阪もそうだが、突如学校に現れたゲートはすでにダンジョンブレイクしていた・・・。

 

果たしてこの学校はどうなるのだろうか・・・。

 

旬はどっちに行くのだろうか・・・。