俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第114話 (先読みネタバレ注意)試験終了のお知らせ・・・?

ベルが

「君主よ、私はこの者をどうしたらいいのですか?」

と旬に質問をしていた。

 

旬が

「向坂ハンターを傷つけることなく倒せ。」

と命令するとわかりましたと答えた。

 

その後ベルは雄たけびを上げると、衝撃により天井の蛍光灯(カメラかも?)が破壊された。

 

雫は

水篠ハンターはこれと戦ったの?

と感じていた。

 

ベルが戦闘態勢に入る・・・。

しかし、旬が

「それ(爪)を引っ込めろ。

 

向坂ハンターに怪我でもさせたら承知しないぞ。」

と警告していた。

「わかりました。我が君主よ。」

とベルが旬に向かって言う。

 

雫が

チャンス!

と思うも気が付くとベルは雫の後ろに回っていた・・・。

 

雫が焦った表情をしていたが・・・

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ベルに攻撃する。

 

しかし、ベルはその攻撃を掴み攻撃を止めてしまったのだ・・・。

 

ベルは止めた剣をはじきながら

我が君主の命令はただ一つ・・・。

 

彼女を傷つけることなく倒すこと。

 

圧倒的な力の差を見せつけて戦う気力を失わせる・・・。

 

簡単な動作だ・・・。

と考えていた。

 

雫も次々と攻撃をするも、

 

 

その攻撃はすべて当たらなかった・・・。

 

まだ!!

 

と雫は思っていても、攻撃は当たらなかった・・・。

 

そんなバカな!!

 

この距離で足も動かさずに私の攻撃をすべてかわすの?

と雫は驚いていた・・・。

 

ベルが雫に近づく・・・。

 

雄たけびを上げ、雫を吹き飛ばそうとする・・・。

 

その光景を見た旬は

勝負がついたようだ・・・。

と思いながらも

「満足しましたか?」

と雫に言うも

「まだ・・・続けられる・・・。」

と雫が言うも

 

旬は

向坂ハンターは何を考えているんだ?力の差を思い知ったのに戦い続けるほど無謀だっては思わなかった・・・。

 

ベルには知性があるとはいえ、他の影の兵士と違って生まれつき殺人兵器としての性格がある・・・。

 

今、ベルが圧倒的な殺意を抑えているのを感じる・・・。

 

何かを狙っているのであれば、向坂ハンターの判断ミスでなければいいのだけど・・・。

と思っていた・・・。

 

雫とベルはお互い一歩も譲らない・・・。

 

しかし、ベルが

「あなたの挑戦・・・。」

と言い、

本能的な警告・・・。

 

生物はひと目で捕食者なのか獲物なのかが分かる・・・。

 

捕食者を捕食することは許されない・・・。

と考えながら雫を攻撃する。

 

しかし、雫は攻撃を避ける・・・。

 

さきほどの攻撃によりベルは爪がめり込んで動けないようだった・・・。

 

雫がスキル:剣の舞を使用し、ベルに攻撃する。

 

 

しかし、ベルが攻撃を止めると同時に

 

持っていた剣が破壊する。

 

しかし、雫が

チャンスは一度だけ!

 

マナが足りないから一度しか使えないけど・・・これで十分!

そう考えながら再び

スキル:ブレイドオブライト(光の刃)を使い、

 

ベルに攻撃すると、

 

やっとのことで一撃をあてた・・・。

 

旬が焦っていた・・・。

しまった!!

 

と焦っていたが、旬の予想が的中する・・・。

 

一瞬・・・。

 

ベルの意識から浮かび上がった簡単な命令。

 

彼が生まれたときに女王から受け取ったコマンド・・・。

 

忘れられた命令は、自然な本能として再浮上し、無視することができなかった・・・

 

 

敵を退治しろ・・・。

 

この女は私の敵だ。

 

暴走し、雫を再び殺そうとするベル。

 

旬が

「ストップ!!」

と言うもベルは攻撃を止めなかった・・・。

 

煙幕により何も見えなかった・・・。

 

雫が攻撃されたと思いきや、雫が見た光景は旬がベルの攻撃を止めていた・・・。

 

旬がベルに向かって言う。

 

我に返ったベルは後ろに下がる・・・。

 

旬が雫に向かって

「大丈夫ですか?」

と言うと雫は

「はい・・・。」

と言う。

 

ベルは土下座していた。

 

旬は呆れた顔をしてベルを見るが雫に向かって

「なぜやりすぎたんですか?

 

ギルドに参加するのにここまでやる必要はありません。」

と雫に言うも

 

雫は黙ったままだった・・・。

 

再び旬が

「これはただの試験です。名前のないギルドの入団試験・・・。

 

あなたのような人が命を懸ける価値はありません。

 

なぜそこまでするのですか?」
と言うも再び黙る雫。

 

「また黙って立っているつもりですか?」

と旬が言う。

それと同時に

何なんだろう?

と思っていた。

 

「もしかして・・・俺に興味があるのですか?」

と雫に向かって言う。

 

雫は再び黙るが

「え?」

 

と反応するも旬は

これも違うのか・・・?彼女はいったい何を考えているのだろうか・・・。

 

と考えていると雫が・・・

「・・・はい。

 

その通りです。

 

と言い顔を真っ赤に染めていた。

 

感想

暴走するベル・・・それを止める旬だったが、この戦いでさりげなく、雫が告白?をするのが面白いですね。

 

しかし、これにて入団試験が終わりました。

 

果たして雫は旬のギルドに入るのだろうか・・・。

この辺りは本当に続きが気になりますw