第86話 悪魔王バランvs旬 エシルはどっちを応援するの?
殺気に身が削がれそう!
実際に会うのははじめて・・・あのお方が悪魔王 バラン!!
エシルはバランのオーラで震えていた・・・。
旬はエシルの顔を見て・・・
あいつのオーラ・・・エシルも感じ取れるほどなのか・・・。
と思ってた。
それと同時に飛龍を見て
飛ばれると厄介なんだよな・・・
と思っていた。
この飛龍も名前がついていた・・・
【飛龍 カイセリン】
飛龍?悪魔族じゃないのはエシルが乗ってた馬を除くとこいつがはじめてだ・・・。
乗り物は別枠的な?
旬はある可能性を秘めていた・・・。
再びバランが上空へ上がっていた。
待て・・・悪魔族じゃないなら・・・影の抽出ができるかも・・・
そう思っていたが、バランがすかさずに【スキル:地獄の軍勢】を使用した。
あたり一面にゲートが現れた。
【悪魔の兵士が召喚されました】
通知により、ゲートから【悪魔の将軍】が召喚された・・・。
あたり一面に悪魔が召喚された・・・。
それを見た旬が
ナイトや将軍はA級以上のモンスター・・・しかもすごい数だ!
「千は優に超えそうだな・・・。戦いの火蓋は切って落とされた。」
エシルも不安で
「どうしたらいいの・・・。」
と旬に伺っていた。
悪魔の将軍達は旬たちに向かってきた・・・。
エシルが
「旬様!!」
と言う。
そう言って迫ってくる悪魔達・・・。
旬は【スキル:君主の領域】を使用した。
「出てこい!!」
大きな声で叫ぶ旬。
迫り狂う悪魔たちにめがけて旬の影の兵士達が悪魔の将軍たちを次々と殺していく・・・。
「うわぁ・・・!」
エシルは戦う姿を見て驚いていた・・・。
タンク・・・アイアン・・・
イグリット・・・
キバ・・・・
それぞれが活躍して悪魔を倒していく・・・。
旬の精鋭達の活躍ぶりを見てエシルが再び
「すごい・・・旬様ってこんな戦い方もできたの!?」
だけど・・・あのお方は悪魔王 バラン・・・。
ここの支配者・・・。
旬様は侵略者でしかない・・・。
排除すべき対象・・・。
エシルは混乱していた・・・。
悪魔の城の支配者側につくのか、このまま旬につくべきなのかと・・・。
「私は・・・どっちにつけばいいの?」
バランが攻撃態勢に入る・・・。
咆哮により一気に旬の影の兵士達が攻撃される・・・・。
あまりに広範囲でエシルもろとも攻撃範囲内だった・・・。
しかし、エシルは旬が守っていた・・・。
ただの稲妻じゃない・・・。
スタン効果まである広域魔法・・・。
通知より
【バフ:免疫】の効果で脅威が除去されます。
【バフ:免疫】の効果で脅威が除去されます。
あれを喰らったら影の兵士は粉々になりマナが底をつくだろう・・・。
旬は飛龍カイセリンが厄介に感じ、カイセリンの翼を狙うが・・・
バランがカイセリンを守る・・・。
そして旬を吹き飛ばす・・・。
地面にたたきつけられた旬は対し、バランが再び咆哮体制をとる。
旬めがけて咆哮するも、旬はギリギリでかわす。
避けるも旬めがけてどんどん追ってくるバランの攻撃・・・
速い・・・追いつかれそうだ!!
ローブで防ぐのにも限界がある・・・!
そう思ってた刹那、旬に攻撃当たる。
しかし、キバが旬を守る。
貧欲の玉のおかげでキバの攻撃力の方が上回る。
それを見た旬が
「キバにあの玉を持たせておいてよかった・・・。」
キバの攻撃により、バランとカイセリンが地面に落ちる・・・。
旬は短剣をバランに突きつけ、挑発する。
カイセリンを倒し、バランと一騎打ちになる旬だった・・・。
感想
熱い展開ですね!!
悪魔王バロンは本当に厄介な相手。悪魔の城のラスボスですからね・・・。
ちゃっかりエシルを守る旬もかっこいいですよねw
さてさて、気になる終わり方ですが悪魔編もそろそろ終盤ですね・・・。
旬はバランに勝つことができるのだろうか・・・!?