第69話 嫌な予感の正体とは!?
目の前に現れたモンスターは”ダンジョンジャッカル”というA級ではありえないモンスターがいたのだった・・・。
大量の群れでやってくるもハンタースの攻撃隊にしたら楽に倒せる相手だった・・・。
攻撃隊のメンバーがどうしてここにダンジョンジャッカルがでてくるんだ?と思っていた。
旬が
「A級ダンジョンにはふつう出てこないモンスターなんですか?」
と聞くと、
「というより・・・ダンジョンジャッカルはC級モンスターだからA級ダンジョンで生活するには弱すぎるんです。とっくに全滅しててもおかしくないのにこんな数がいるし・・・。」
問題はC級モンスターがA級ダンジョンにいて、どうやって生きていってるのかということ。
ダンジョンジャッカルの様子を見ると・・・・
首輪の跡があったのだ・・・。
つまりダンジョンで誰かに飼われていた可能性があるということ・・・
猟犬として・・・
猟犬を放って侵入者を襲わせるほどの知能を持つモンスター・・・どんな種であろうと知能を持つ相手程厄介なものはない・・・。
旬はどおりで嫌な予感がすると思ったんだよと嫌な予感が当たってしまったのだ・・・。
攻撃隊のメンバーからの冷や汗が止まらない・・・。
現れたモンスターは・・・
ハイオークだった・・・。
しかも数人も・・・。
現れるや否や攻撃隊と戦闘をかわす。
タンクの挑発スキルを打つも、ハイオークが賢いのが効かず、魔法使いを狙っていた。
A級の魔法使いも負けずと交戦する。
魔法で攻撃するも効かず、ハイオークは魔法使いの方へと向かっていく・・・。
攻撃隊の一人がハイオークの動作を止める・・・
しかし、強すぎるので5秒が限界らしい。
魔法使いはこの隙に召喚魔法を唱える。
この召喚は一体でもA級ハンター並みの力を持つ・・・。
しかし、二体が限界だった・・・。
ハイオークが攻撃隊を押してるようだった・・・。
ハイオークはA級ゲートの中でも上位種なのである。
オークの中でもかなり上の存在。
一匹がA級ハンターと同等の力を持つのに群れを成している・・・。
ハイオークの数が22匹・・・攻撃隊の人数は17名。
圧倒的に不利だった・・・。
数でも負けてるが故に、B級メンバーでは到底勝てるはずがない・・・。
負傷者も出てくるも、A級ヒーラーが治す。
しかし、そこに一匹のハイオークがやってくる・・・。
ハイオークが攻撃し、もはやヒーラーは間に合わない・・・
しかし、旬がここで動く。
スキル:支配者の手を使用し、ハイオークの首を絞める。
ハイオークが空中へと上がり、骨が砕ける・・・。
ハイオークは砕け散り、死んだのだった・・・。
「い・・・今・・・何が起きたの?」
と攻撃隊の人は驚いていた。
感想
今回はハイオークとの戦闘が主ですね・・・。
一対一ならハンタースのA級の方が上かもしれないけど、人数さ・B級もいることを考えるとじり貧ですよね・・・。
さてさて始まったハイオークとの戦闘。
しかしながら旬の圧倒的な強さがパネェ!!