俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第60話 右京 将人と保護された男の戦い!?男の目的とは・・・!?

「さすがボス級だけあって報酬が半端ない。」

そういって旬はボスドロップを確認する。

 

〇【アイテム:悪魔の君主の耳飾り】を見つけました

〇【アイテム:貧欲の玉】を見つけました

〇【アイテム:ヴォルカンの角】を2つを見つけました

〇【材料アイテム:世界樹の破片】を見つけました

 

 

【材料アイテム:世界樹の破片】

入手難易度:??

種類:材料

世界樹の枝を削って作られた「ヴォルカンのこん棒」の汚れた部分を取り除いた後に残った木材です。

 

世界樹は強い魔力を持っており最高級魔法道具の材料に使われます

 

【アイテム:悪魔の君主の耳飾り】

 入手難易度:S

種類:装飾品

 

筋力 +20 体力 +20

 

悪魔の君主の首飾り、悪魔の君主の指輪と一緒に装着するとセット効果が得られます

セット効果1.(ロック)

セット効果2.(ロック)

 

【アイテム:貧欲の玉】

入手難易度:A

種類:魔法道具

 

高位悪魔ヴォルカンの血を固めて作った玉です

魔法効果を増幅させ相手によりダメージを与えることができるようになります

 

効果

「破壊欲求」:魔法ダメージが二倍になります

 

ドサッという音に旬が振り向く。

 

イグリットが悪魔の首を斬り、旬にささげていた・・・。

 

イグリットに対して旬は

「それやめてくんないか?

 

おまえがやるから・・・あいつもマネすんじゃん。

 

しかもこれ俺が倒した奴だし・・・。まぁ盾を貸してくれたからお前も手伝ったってことにしよう。盾?

 

ひょっとして・・・!?」

 

貧欲の玉の効果を見て旬は、アイアンの活躍を見ていた魔法兵はアイアンに拍手をしていたが、旬が読んでいたことに気が付き、魔法兵一人に貧欲の玉を持たせる。

 

ビルに向かって魔法兵が魔法を放つ。

 

威力が増大していた・・・。

 

すごいと感じ、譲渡不可の文字がどこにもないことを確認する。

 

旬は思いつく・・・

魔法系ハンターに見せたら喉から手が出るんじゃないだろうか・・・

 

 

 

アメリカ ワシントンにてー

 

右京 将人がアメリカに戻っていた。

戻ってくるや否やアメリカのハンター管理局に来ていた。

そう・・・言葉(日本語)を話せるモンスターがいるということで呼び出されていた・・・。

 

しかし、男が

「おい、モンスターじゃないって言ってるだろう。そんなに疑わしいのならDNA検査でもなんでも協力してやる・・・。」

 

しかし、右京 将人は

「ゲートから出てきたものはたとえそれがなんであろうと警戒すべきだからな。」

聞く耳持たずだった。

 

「人間のフリしたモンスターかもしんねぇんだし・・・。

 

俺に逆らわないほうが身のためだ。

 

俺の一言であんたが人間なのかモンスターなのかが決まるんだからよぉ。」

 

「・・・わかった。」

 

そしていくつか質問をされる。

「ダンジョンでいっぺん死んだのか?十年間もダンジョンの中で生活してたとかありえねぇだろ。アンデッド?」

 

「いいや。」

否定し続ける男。それでも質問は続く・・・。

 

「ダンジョンで死んだ人間はあんたみたいにまた生き残って戻ってこれるってことか?」

この質問には死んだ右京 隼人のことが重なっていた。

 

「死んだらもう戻ってくることはできない。

 

俺も一つ聞こう。」

 

「・・・なんで俺があんたの質問に答えなきゃなんねぇんだ?」

と右京 将人には何を言ってもダメだったが今日ものある質問だった・・・。

 

「ゲートとモンスターについてどれくらい知っている?」

 

この質問には右京 将人は黙っていたが逆に問う。

「あんたはどれくらい知ってんだよ?」

 

ここでさらに気になることを言う・・・。

「ダンジョン、ゲート、モンスター・・・あんなのは本当の戦争の前触れに過ぎない。

 

最悪の災いとなり得る力がついこの間目を覚ました。」

 

この発言に対して右京 将人が

「あんたの目的は?」

と言うと男は

災いを防ぐこと。」

 

「その最悪の災いって何なんだ?」

 

「・・・それは言えない。」

右京 将人があきれたように言う。

「災いを防ぐためにやって来た人間がその災いが何なのか言えないだって?

 

よくわかんねぇが人数は多いほうがいいだろ?」

強力をしようと思っていた発言だが、男はそれを否定するかのように

「数を集めたところであの力の前では無力だ。食われて利用されるだけ。

 

君もそこそこ強いのだからわかるだろう。」

 

この発言に対して右京 将人は怒りが沸いた。

 

男のプロフィールを見ながら

「あんたにしか防げねぇってか?これ以上聞く価値もねぇ。」

 

顔写真を確認する右京 将人。

しかしその顔は十年間ダンジョンの中にいた割に老けてなかったのだ・・・。

 

家族構成を右京 将人は確認する。

嫁に子供が二人。

そして息子の名前を見てピンっとくる・・・。

確認するかのように右京 将人は

「娘の名前は覚えているか?」

 

「葵。」

 

「息子は?」

 

「旬。」

 

 

旬の名前を聞いて右京 将人は殺気が出ていた。

なぜその殺気が出ているのか問う男。

「力づくでも答えさせてやる。」

と男は息子を守るかのように右京 将人に威圧する。

 

しかし、右京 将人は旬を殺し損ねたがその父親を殺せると思い、

「いいだろう。あんたはモンスターだ。」

そういって副局長にこう言う。

「副局長!こいつはモンスターです。攻撃してくるかもしれないんで早く非難してください。」

 

副局長達を逃がし、戦闘態勢になる右京 将人は

「ちょうど日本から戻ってきたところでよぉ、あんたの息子のこともよ~く知ってる。

 

あんたの息子は死んだ。(レッドゲートが出た為E級の旬は生きてないだろうと思っている。)

 

その言葉を聞いて漢は唖然とする。

 

「遺言があればあの世に行って自分で伝えろ。」

 

今にも男を殺しかねない顔つきだった・・・。

 

 

悪魔の城にてー

 

旬は次の中層のボスまでのぼっていた・・・。

 

アイアンとイグリットを呼び、道を作るように伝える旬。

 

影の兵士達とアンデッド達が戦闘を始める。

 

旬達が押していた・・・。

 

 

ボスが旬を探し見つける。

予想外の出来事にボスは戸惑っていたが、旬が分かったかのように

 

「こうなるとは思わなかっただろ?」

 

この発言に対してボスは旬に恐怖していた。

 

アンデッドも恐怖するのか・・・?

 

「まぁいい。」

そういってボスを切り刻む。

 

 

 

感想

悪魔の城を進む旬だったが、ここでは右京 将人と男の話が結構キーワードがありますよね。

 

解説するかのようにとって付け加えてますが、実はこの男以前名前がでてうすうす気が付いた方がいると思います。

そうです・・・・旬の父親です。

 

しかし、旬の父親の目的は災いを防ぐこと。父親の言葉の通り、最悪の災いとなり得る力がついこの間目を覚ましたことについて・・・これは旬に対して言ってるのだろうか?もしくは別の何かが・・・!?

 

親父の目的も今だ不明ですが、右京をみてそこそこ強いということはS級以上の階級もあるのだろうか・・・。

 

キーワード多い内容ですし、旬も順調に悪魔の城を進んでます。

果たしてどうなるのだろうか・・・。

明日は更新できませんので明後日更新します!!毎日更新が目標ですが、なかなか仕事の都合でできず、楽しみにしてる皆様には本当に申し訳ございません。