第61話 旬の次なる目標とは・・・!?
【亡霊の引導者 メトゥスを倒しました。】
メトゥスを倒した旬は通知がでる。
アイテムもヴォルカン同様に排出された。
〇こだまの森の湧き水を獲得しました
〇経験値200,000を獲得しました
〇メトゥスのペンダントに封印されていた悪魔の魂を発見しました。
〇悪魔の魂をx220を獲得しました
〇悪魔の君主の首飾りを獲得しました
【レベルが2アップしました】
メトゥスも旬同様に味方を召喚するタイプの兵士だった・・・。
「こいつ俺より数十倍の数の見方を召喚できて魔法も協力だった・・・・。できることなら影の兵士にしたいんだが・・・」
と2倍以上の戦力になること間違いなしの影の兵士。しかし、世の中そんなに甘いことはない・・・。
抽出しようとすると・・・
【汚染されたマナです】
【影の抽出ができません】
「どういうわけか悪魔は抽出ができないんだよな・・・。」
と旬が言う。
そう・・・悪魔の城の悪魔ではマナが汚染されており、旬の影にすることができないのだ・・・
メトゥスを倒した旬は装備アイテムもゲットしていた。
【悪魔の君主の首飾り】
入手難易度:S
種類:装飾品
筋力 +20 体力 +20
悪魔の君主の耳飾り(装着中)
悪魔の君主の指輪
と一緒に装着するとセット効果が得られます。
セット効果1.(ロック)
セット効果2.(ロック)
悪魔の君主の首飾りを装備したとたんにセット効果1.の効果が表れた。
セット効果1. 全能力値 +5
これだけでレベル5アップする効果を得たのだ・・・!!
残るは指輪だが・・・ボス級のモンスターがあと1体いることがわかる。
しかし通知より
【集めた悪魔の魂:10,001/10,000】
クエストが完了しました。
次のボスが気になる旬だが、これ以上先に進むと体がもたなかった・・・。
【報酬が支給されました】
報酬1.全アイテムから1つ選択
報酬2.ボーナス能力値 +20
報酬3.非公開情報
「報酬1受け取り。」
欲しいアイテムを選択してください
旬は報酬1を受け取るため考える。
ショップで売っているのものは数十億ゴールドするアイテム。間違いなくいい仕事をするが、装備アイテムはダンジョンを回ると手に入るし、出てくる武器も日に日によくなってくる・・・。
そう考えた旬は・・・
「呪われたランダムボックス。」
【アイテム:呪われたランダムボックスを選びました】
この呪われたランダムボックスはプレイヤーが必要なアイテムを提供されるものだった・・・。もう一つの祝福されたランダムボックスはプレイヤーが望むアイテムを提供する。
何度かデイリークエストのノルマを二倍やってみた旬だったが、もう報酬はもらえなかった・・・。
以前の呪われたランダムボックスからは”悪魔の城のカギ”がでた。
今回レベルが上がった旬に対して次は何がでるのか旬は気になっていた。
そして・・・でたものは・・・
また鍵らしきものが出現した。
名前:??
入手難易度:??
種類:??
始めてみた情報の無いアイテム。いったいどこで何をするのかわからなかった・・・。
まぁいつか必要になるだろうということでインベントリにいれる。
能力値を20もらった旬は影の兵士のことを考え、すべて知能に投資したのだった・・・。
非公開報酬より、アイテムが出現する。
【図案:命の神水】を手に入れた。
※アイテム【命の神水】の作り方が学べます
アメリカ ワシントンにてー
S級同士の争いは周りの地形が変わり、そこら一帯が廃墟と化す・・・。
しかし、そこまでいかずに周りだけ壊されただけだった・・・。
なぜなら・・・・一瞬で・・・・
右京 将人が負けてしまったのだ・・・。
被害の拡大よりも早く・・・。
病院にてー
旬は母親の病室にいた・・・。
「・・・母さん。」
旬は悪魔の城で手に入れた報酬3の”命の神水”の詳細を見ていた・・・。
【命の神水】
入手難易度:S
種類:消耗品
強力な魔法の力で万病を直す神秘的な液体薬。
一瓶を飲み干すことで効果を得られる。
それなら母さんも治すことが・・・!
命の神水を作るためには三つのアイテムが必要だった・・・。
・世界樹の破片(50階で倒したヴォルカン)
・こだまの森の湧き水(75階で足したメトゥス)
そして・・・
・浄化された悪魔王の血
まだ出てきてないアイテムだが、旬はそれがどこにあるのかわかっていた。
そう・・・
悪魔の城のラスボスである100階にいるボスを倒すことで手に入ることができるだろうと・・・。
悪魔の城にきて旬は一週間でレベルが16も上がっていた。
ランクもS級の領域に入った旬はもう怖いものはなかった・・・。
まってて母さん!
そういって旬は希望が見えてきた・・・。
もうくだらない演技はやめにしよう・・・。
そうして旬は次の日、ハンター協会に行くのだった・・・。
日本ハンター協会にてー
TVではアメリカでS級同士が争ったことが報道されていた。
「世も末だな・・・ハンターが問題だ。」
と田辺(たなべ)課長はTVを見ながらつぶやいていた。
「田辺課長代理ハンターさんがお見えです。」
田辺課長が新人にボソボソと言う。
「たまにいるんだよ。現実に満足できず妄想の中で生きてて、もしかして俺も~って言いながらやってくるハンターが。」
「それじゃああの人も?」
田辺課長が再び
「相手にしてると疲れるから費用は本人負担だってことだけ説明して測定室に案内して。」
と新人に言う。
「名前は・・・・どれどれ・・・。」
そういってハンターの詳細を確認する田辺課長。
ハンターの名前を確認した田辺課長はとあるギルドに連絡をする・・・。
田辺課長は白川社長に連絡していた。
「あっ、白川社長!前におっしゃっていたハンターなのですが、本当に来ました!」
白川社長は突然のことに
「なんですって?」
「水篠ハンターがランクの再審査を受けに来たんです!」
そういって旬はハンター協会の測定室に案内されていた。
感想
今回は悪魔の城のクエストが無事に終わり、旬の次なる目標ができました。
だが、その前に茶番はやめて・・・とのことでハンター協会へやってきました。
あらかじめ白川社長は旬が多分来るだろうと思い、田辺課長に連絡していたんだろうなーっと思いました。
さて、旬はS級になっているのだろうか・・・
本当にここからは旬の行動が読めず、いろんなところに出没するので面白くなります!