第12~13話 レベリングへ・・・
何が起こってるのかわからず、ただひたすらと逃げる旬。
あとちょっとで危うく・・・というところでお知らせが届く。
〇メッセージ
報酬を確認しますか?
っとでるもヘトヘトな旬はそのまま病室にて気を失う。
次の日からはずっと強者のクエストをやっていくのであった・・・。
あれから4日後、旬はこのウィンドウが幻影ではないこと、状態の回復を選ぶと
RPGでよくあるHPが満タンになるように一瞬で疲れを吹き飛ばすほどの状態の回復になること、レベルが上がると自分で好きな能力に分配できることなど
まさに気分はRPGだった・・・。
ペナルティーゾーンから今の今まで体験していって旬はこれが再覚醒の前兆なのかもしれないと思い込む。
旬は病院から外出許可をもらい、インスタントダンジョンのカギを使用する。
危なくなれば逃げればいいやという軽い気持ちでインスタントダンジョン(以下ID)へ。
ゲートと同じくすぐにでれると思い込んだ旬だったのだが、IDではそうもいかず入ったら入り口は閉ざされてしまったのであった。
ポイントは
1.E級の最弱兵器に一人でダンジョンがクリアできるだろうか・・・
2.本当にパーティーもなしで一人でボスを攻略できるだろうかと・・・
恐る恐るIDの中を進む旬。
奥に進むと獣タイプのモンスターが襲ってきた。
恐れて足が動かない旬。それでも問答無用で襲ってくるモンスター
旬がよけた次の瞬間・・・
自分の体が軽いことに気が付く。
怖気づいていたが、こんなところで死んでたまるかと思った旬は
モンスターを殴り飛ばしてしまったのであった。
自分に倒せる力があったなんてしらなかった旬は驚いていたが、ステータスで筋力の能力を上げていたことに気が付く。
それでもモンスターは旬より強い。
殴ってもダメージが入らないのか、魔力の込められた武器がないかと必死に探す。
その刹那。
インベントリにあった真島さんの剣があったのを思い出し、その剣でモンスターを倒してしまうのであった。
お知らせ
【剛鉄牙のライカン】を倒しました。
お知らせ
レベルがアップしました!
勝利に浸っていたが、モンスターはどんどん出てきてしまった。
戦って気が付く旬。
「石造に比べたらなんてことない」
と思ったのか旬はIDでレベルを上げるのであった。
感想
インベントリの中になぜか真島さんの剣があったというのがすごいですよね。
たぶん、石像に殺される間際に持っていたから旬の持ち物ということになってインベントリに入っていたのでしょうか。
これからこのインベントリやステータスがどう変化するのか。そしてどう成長するのかが楽しくなる回でした!