第11話 プレイヤーになりました。
プレイヤーになりました。
旬は気が付いたら病室にいたが日本ハンター協会の監視課の方が来ていた。
旬が3日間寝ていたことを監視課の人から知らされる。
馬淵さんや観月さんは無事なことも知る。
しかし、二人は今後まともにハンター活動として働くことは難しいと知る。
馬淵さん → 片腕を失った。引退か?
観月さん → 精神的ショックにて治療を受けているが難しいとのこと。
監視課が話を続ける。
監視課が他のメンバーもどうなっているのか答えようとするが、旬の中で真島さんを憎んでいるため(責任を馬淵さんに押し付け、挙句の果て助かりたいと言い、自分だけは扉から逃げた。現状恨む存在)
生き残ったのは6名でハンターは常に危険と隣り合わせといえどこれほどの惨事は滅多に起きないと言う。
生存者からの通報を受け【白虎】(びゃっこ)ギルドと現場に行った時には・・・
何もかもが消え、水篠さんだけが祭壇の上で倒れていただけで神像や石像なんて痕跡すら残ってなかったと言う。
生存者たちの証言が少しでも一致しなかったり犠牲者の遺体の一部が現場に残っていなければ旬たちを疑っていたとのこと。
それは旬が再覚醒をしたんじゃないだろうか?と思われたこと。
ハンターの能力値は覚醒時に決まるが、稀に再覚醒するハンターがいるとのこと。
ハンター協会は旬を疑い、魔力測定器で測定する・・・
ハンター協会はの考えは以下の通り。
本来即死レベルのモンスターがいたのなら下級ハンターが生き残るのは不可能。
A級もしくはS級ハンターなしでは到底無理とのこと。
それほど強いモンスターが跡形もなく消えたということは・・・
旬の再覚醒を疑わざるを得ないということ・・・
しかし数値はたったの10だった・・・
E級でも本来は70を超えるのに残念そうに帰る監視課の人達。
旬の疑いがこれで解決したのだった。
旬があることに気が付く。
みんなこのメッセージウィンドウが見えてないのかということに・・・
そして切断されたはずの足が元に戻っていること、死ぬ間際に刺された胸もなんともないこと。
夢なのかな・・・現実なのかな・・・と困惑する旬
メッセージウィンドウがタッチパネルなのかと押してみようとするとそんな姿を見た妹が頭を打ったんじゃないかとかもっと体を大切にしろだとか心配をする。
旬が「これ(メッセージウィンドウ)見える?」と聞くも妹には見えてないようだ。
さらに質問をする。
”ゲーム内で未読のメッセージがあるとするばどうやって読めると思う?”
と言うも妹は
「頭の検査でも受けてくる?」
と不思議な質問をする旬に言い返すが、
「メッセージボックスを開けばいいんじゃない?」
というと旬は「開く?」というとウィンドウが反応する。
ーメッセージー
プレイヤーになりました
デイリークエスト:強者を目指してが届きました
とメッセージが開くようになったのだった・・・。そして妹は帰宅する。
ーお知らせー
本システムの指示に応じない場合ペナルティーが科されることがあります。
何のことかわからず、祭壇に一人残された時も似たようなものを見た気がしたと旬は思った。
強者のクエストの確認をする。
半信半疑で疑いつつも入院してるからそんな体力無かった旬は寝るのであった・・・
時間は一刻一刻と過ぎていく・・・。
深夜になりお知らせが届く・・・。
デイリークエストが未完了です
【ペナルティーゾーン】に移動します
その通知とともに旬はペナルティーゾーンへ行くのであった・・・。
そこは砂漠で後ろを振り返ると大ムカデのモンスターが現れたのであった。
クエスト案内が届く。
目標 ペナルティー時間終了まで生存してください。
ペナルティー時間:4時間
残り:3時間59分57秒
夢ではなかったのだった・・・。
感想
旬がプレイヤーになりました。
しかし現実なのかどうかふと思った旬はメッセージも気にせず寝てしまい、気が付いたら砂漠にいたっていうのがすごいですよね・・・。
しかし強者のクエストも結構過酷です。
3日ぶりに意識を戻した旬に腕立て・腹筋・スクワット 100回、ランニング10kmとかどこのワン〇ンマンなのかと・・・
これから面白くなるので続きをどんどん書いていこうと思いますのでよろしくお願いします!!