俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

俺だけLvアップな件を熱く語ってみんなに広めたい!!

第137話 (先読みネタバレ注意)S級ゲートの中へ・・・しかし、そこに待っていたのは・・・!?

巨人が膝をつき、崩れ落ちる・・・。


【レベルがアップしました!】

 

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旬は巨人を見ながら

”敵を倒しました”だって?

と思っていると遠くにいた諸菱くんが旬のところまで戻ってきて、

 

驚きと歓声まじりに言うも、旬は

”ダンジョンの所有者を倒した”というメッセージが表示されなかった。

 

つまり、レイドはまだ終わってない

と確認のために通知を見るも、 

【この相手に影の抽出は使用できません】

と表示がされていたため、

 

旬は考えていたが、何かを察知したのか

 

諸菱くんが危害に加わるため、こちらに来ないように手で止める。

 

巨人の中から出てくるベル。

 

S級ゲートから魔力が溢れ出す・・・。

 

ゲートが大きくなり、魔力の嵐が周囲を襲う・・・。

 

旬は諸菱くんの安否が気になり後方を向くも、

 

イグリットが諸菱くんを守っていた・・・。

 

再びゲートの方を向く旬は周囲にも危害が加わるのを感じたため、

門の中で何が起こっているのか確認してくる。」

と言う。

 

旬はS級ゲートに入るのだった・・・。

 

 

S級ゲートの中に入った旬は辺りを見渡す・・・。

 

何やらゲートから笑い声が聞こえてくる様子だった・・・。

 

ベルと共に奥に進む旬。

 

「行こうか。」

と言うと、

「ハハハハ!

 

非常に面白い!

 

ああ、あなたは忌(いま)まわしい支配者!

 

私を最初に見つけた目撃者!

 

ようこそ、君主よ。」

 

体中に鎖が繋がれている大男がいた・・・。

 

そう言って大男は旬の顔を見る。

 

お前は私の知るお方ではない。

と大男が言う。

 

他の支配者お前を鎖で繋ぐ理由は何だ?」

と旬が質問をすると、

 

「あいつらは私を使おうとしている。

 

来たるべき真の戦争の基礎への足がかりとして。」

と答えると旬は

 

「お前の言う”支配者”とは誰だ?」

 

とさらに質問をすると、

「君主の古代の敵です。」

と答える大男。

 

旬は

君主の敵・・つまり俺の敵だという事か?

と考えながらも、

「つまりそいつらがお前をこんな鎖で繋いだということは・・・。」

 

と言うと大男が素直に

「はい。私も君主です。

 

すべての君主と支配者はおそらくお前に視界を捉えている。

 

お前は今のように、それらすべてに立ち向かう力を持っていない。

 

サポートが必要だろう。

 

私を封印から解放しろ。

 

私がお前を助けてやる。」

と協力するというも旬は疑心暗鬼だった・・・。

 

その直後、すぐに何やら叫びだす大男。

 

何かの呪文なのか旬の通知に、

 

【巨人の王、最初の王である”レギア”は、スキル:「信頼の誓約(取引)を活性化しました】

 

【”スキル:信頼の誓約(取引)”が付与されると、要求者と受諾者は互いに嘘をつくことができません】

 

【信頼の誓約(取引)を受け入れますか?  はい/いいえ】

 

 

【信頼の誓約(取引)を受け入れますか? はい/いいえ】

 

旬は通知を見ながら答える・・・。

【信頼(取引)の誓約が結ばれました】

 

【要求者と受諾者、相互の同意である場合、契約が終了するまで当事者はお互いに嘘をつくことはできません】

 

大男(以後レギアとする。)が言った後、旬が最後まで言おうとすると・・・

 

突如旬の声がでなくなった。

 

レギアが

「そうだ、それが信頼の誓約の力。

 

呪いはお前が嘘をつくのを防ぐのだ。」

 

と言う。旬も”信頼の制約”の意味を理解した。

 

「混沌とした世界の単なる住人を、モンスターを支配する君主と同じ台座に置くことをどうやって考えることができたのだ?

 

門から現れる混沌とした世界の住人は敗北した軍隊の残党だ。

 

支配者の軍隊に敗れた後に捕らえられた人々。

 

彼らは骨の折れる長い間鎖で繋がれているので、彼らのエゴが悪化するのも当然のことだ。

 

だが、私は王だ。彼らと違いワシは正気を保っている。

 

私は彼らの手から逃れることができる運命の日を辛抱強く待っていた。

 

そして今、ここにいるのはあなたと私。」

とレギアが言う。

 

旬は

「お前が言う支配者の軍隊とは、

 

背中に翼を持った銀の鎧を着ていた者の事か?」

 

とメモリーを見てきた旬はあの時の兵士を思い出す・・・。

 

レギアが旬の質問に、

「そうだ。

と答える。

 

旬は再び

「なぜ忌々しい支配者はモンスターを送り続けるのか・・・

 

・・・俺たちがモンスターなのか?」

 

と旬が言うと、レギアは笑みを浮かべていた・・・。

 

感想

やばすぎじゃないですか!!

イグリットかっこよすぎ!まさにお姫様を守る兵士みたいな!!w

 

まさかS級ゲートの中には、モンスターではなく巨人の君主のレギアがいました・・・。

 

旬が他の君主から狙われてるから協力してやるというも、旬はあくまでゲートの中にはモンスターしかいないと思っていた・・・。

 

疑い深い旬を信じさせるために”信頼の契約”を結ぶ。

 

お互い嘘がつけない状況の中、旬はなぜ他のモンスターたちがやってくるのかとレギアに聞こうとするも、その答えは・・・・。

 

ここマジで神回じゃないですか?

俺だけレベルアップな件の物語の基準と言えるべき内容ではないでしょうか!!

 

今後の展開がかなーり気になります。

 

他の君主とは・・・いったい何人いるのやら・・・

 

旬は影の君主。レギアは巨人の君主・・・