俺だけLvアップな件-シユキのつぶやき-

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第97話 デルタチームの異変!?日本チームも着々と女王アリの元へ・・・

日本チームは産卵場の奥へと進んでいった・・・

 

町田達と遭遇したアリ・・・

 

女王アリの近衛隊だった・・・。

 

 

町田が近衛隊と戦いの中

こいつらが女王の近衛隊・・・!一匹一匹がS級並みだ・・・。

 

だが所詮モンスター!

 

 

多様な戦術を駆使するハンターとは違い動きが単純だ!

 

 

アリを盾で攻撃する。

 

「向坂さん!」

 

そういって雫が町田を足蹴にしてアリを攻撃する。

 

アリは硬く、そのまま振り下ろそうと思ってもおろせなかったので、剣を足場にし自分の体重を生かしてそのままアリを真っ二つにする雫・・・。

 

「このアリたち・・・かなり硬いですね。想像以上です。」

 

と雫が言うと町田が

「近衛隊は普通のアリとは違う・・・。数がそう多くなくて良かった・・・。」

不安がる町田たちをカバーするかのように美濃部ハンターが

「ご安心ください。俺が後ろからサポートします。」

 

ここで白川社長が

「ただのビビりじゃなかったんだな。」

と冗談交じりに言うと

 

「そういう大虎さんは初心者ですか?」

とジョークをジョークで返す・・・。

 

そしてそのままアリの後頭部を持っていた鈍器で殴る。

 

意外と慎重な美濃部ハンター。

 

しかし、白川社長が考える・・・。

まだ女王の部屋にすら到達していないのに近衛隊がいる・・・。

 

だが

 

こいつらは前の世代・・・。

 

 

 

白川社長が皆に言う・・・。

 

 

ここから先が本番・・・と言わんばかりに言いだす白川社長。

 

その時美濃部ハンターが

「それならそれに備えてから移動しましょう!」

そう言ってメンバーそれぞれに特異なバフをかけていく・・・。

 

力がみなぎってくる!

 

皆そう思っていた・・・。

 

「それぞれ数匹ずつ受け持ちましょうか。」

と町田が言うと

 

「俺にもA級ほどの戦闘力ならありますので匹ぐらいなら何とかなると思います。」

美濃部ハンターがそういう。

皆の負担を少しでも減らそうと考えていたのだ・・・。

 

しかし、白川社長は

「ヒーラーに戦わせるわけにはいかない。バフだけで十分だから後ろから見てろ。」

と冷たく言う。

※白川社長にとって美濃部ハンターは友人的な存在。危険な目をあわせたくないと白川社長のやさしさが含まれているのだろう・・・。

 

 

一方DFNのハンター達はー

デルタチームが動いていた・・・。

「チャーリーチームと連絡がつかないから見てこいって・・・あいつら何してんだ?」

 

とイザが言うと共にしていたKが

「待てよ。速すぎ・・・。」

と言う。

 

味方の不安に気になるイザは一刻も早く向かいたかったのだろう・・・。

 

「このあたりか?」

とついた先にはアリとの戦闘のあった場所についたのだ。

 

戦った痕跡・・・問題なくアリを殺していってるようだが・・・。

アリの死骸を見てイザが考えていた。

 

Kが

「あいつらどこ行ったんだ?」

とKが思っているとイザが・・・

 

血痕のついたシーマの眼鏡を発見したのだ・・・。

 

不吉ながらもその先を見ると・・・

 

「まさか・・・いや・・・違うよな・・・?」

とイザが言う。

 

いきなりKが嘔吐する。

 

「Kどうした!?」

とイザが心配そうに言うとKは雫と同様相手の魔力を臭いで感じることができたのだ・・・。

 

なんだこの鼻をつんざくニオイは・・・!

 

ここまでのものは・・・嗅いだことがない!

 

まがまがしいオーラが漂っていた・・・。

 

何かを感じたKが恐怖で叫びながら得意の氷をあたり一面に氷漬けにした・・・。

 

氷の防御をしたのだろうか・・・。

 

しかし、一瞬にその氷が砕かれるのだった・・・。

 

 

 

日本チームにてー

第二世代のアリを次々と狩っていた・・・。

 

「クソッ・・・こんなところで時間を使ってしまうとは・・・。」

 

「この数を五分もかからず倒せたのは早い方ですよ。」

と会話していた。

 

DFNがかこっている間にも時間が限られている・・・。

 

白川社長が雫の戦ってる姿を見て思っていた・・・。

剛が翼でも与えたのか?

 

この短時間で俺の二倍は殺していた・・・。

 

 

ここまで15分・・・。

 

一度来た道を戻るのは早い・・・。余裕を持って見積もれば・・・30分ほど時間がある。

 

 

町田も感じていた。

どうやって女王を倒すかが問題だ・・・。

 

 

雫も感じ取る・・・。

「このニオイ・・・おそらく女王です。護衛もいると思われます。」

 

白川社長が

「私が確認してみましょう。」

眼力で先を確認する白川社長。

 

あれが・・・女王・・・!?

 

女王の位置を確認できたのだ・・・。

 

皆に報告する。

「女王は一番後ろ。その前に護衛が八匹います。」

報告と同時に考える・・・。

 

近衛隊はS級並みだが・・・このメンバーなら十分勝てる!

 

町田が雫に向かって

「向坂さん。私が女王の気を引くから護衛たちをよろしく頼む。」

雫が

「はいっ。」

といい連携を確認する。

 

上代表が突然炎の竜を出す・・・。

 

「普段ここまでの力を使うことはないのですが・・・

 

今日はすべて出し切るしかないですね・・・。」

 

とアリたちをどんどん焼き尽くす・・・。

 

どんどん前にでる最上代表・・・。

 

背後から一匹の護衛のアリが・・・

 

っとそのときに魔法の矢がアリにあたる・・・。

 

「俺が後ろにいるから安心しろ。」

 

そう黒須が言う。

 

白川社長も

そうだな・・・力を出し惜しむ必要はない。

 

醜い姿になってでも・・・。

そういって魔獣化する・・・。

 

白川社長も本気になった・・・。

 

この虫けらどもを一匹残らず殺してやる!

 

魔獣化した白川社長も暴れだす。

 

この姿を初めて見た雫が

あれが・・・白川社長の魔獣化!

 

雄たけびを上げながら白川社長は大暴れしていた・・・。

 

 

 

感想

いよいよ女王アリとの戦いになってきました・・・。

残された時間は刻一刻と過ぎていきます。

 

白川社長が美濃部ハンターに対する優しさがかっこいいですよね。

言葉ではきつく言ってるけど本当は守ってやりたいんだなーって思います。

 

本当に仲の良い二人・・・。いつまでもこの戦いが終わっても続いてほしい・・・!

 

さてDFNハンター達はいったいどうなってしまうのだろうか・・・。

 

イザとKがシーマの眼鏡を見つけました。

 

勘の鋭い彼らはアリに負けたことに気が付いたのだろうか・・・。

どんどん謎がわかってきますのでこの架南島レイドも面白すぎです!!